READY TO KISSの「READY TO SAUNA」

【READY TO SAUNA #1】レディキス13周年に向けた新戦術は“熱波”だ!!推しとサウナ、汗の向こうで始まる新連載

[ 2026年8月14日 21:00 ]

ライブ終わりにポーズを決めるREADY TO KISS(前列左から)もりしょうこ、瀬戸佳凛、水島さくら(後列左から)楠ゆい朝七みゆ白浜さや小松かやの
Photo By スポニチ

 額を伝う汗が止まらない。いや、先に沸騰したのは血潮の方かもしれない。結成13周年を迎える7人組女性アイドルグループ「READY TO KISS」(通称レディキス)とスポニチサウナ部がタッグを組み、推し活と温浴の交差点を追う新連載「READY TO SAUNA」が始まる。第1回は、メンバー7人がなぜ今、サウナ室の扉を開くのか。その熱源を追った。(スポニチサウナ部部長・畑大地)

 8月6日午後。ライブ会場入りを控えた7人が、私服姿で都内某所に集まった。石谷光プロデューサーも同席している。

 この時点で、完成された企画がテーブルに載っていたわけではない。13周年をどう盛り上げるか。これまでにないジャンルで何ができるか。互いの活動を紹介しながら、言葉を一つずつ置いていく。

 やがて話題は「サウナ」に向かった。

 新曲をサウナがテーマの楽曲にする。リリースイベントはどうする。スタッフやメンバーからアイデアが出始める。

 そこでスポニチ側から一つ、ボールを蹴り込んだ。

 「熱波師にメンバーが弟子入りするのはどうでしょう」

 実際にメンバーがタオルを握り、アウフグースに挑む。イベントにする。ならば熱波を送る動きを新曲の振り付けに入れてはどうか――。一つの提案から次の案へ、火が移るように話がつながっていく。

 みっちりと約1時間。自己紹介から始まった時間は、いつの間にか13周年へ向けた作戦会議になっていた。

 それから、わずか3日である。

 8月9日、東京・渋谷VIDENT。所属事務所の合同ライブ「I-GET祭」は最終盤を迎えていた。今度はテーブルを挟んだ7人ではない。きらびやかな衣装に身を包み、ステージ上でマイクを握る7人から、客席へ次々と発表が放たれた。

 10月27日、池袋harevutaiでの結成13周年ワンマン。スポニチサウナ部とのコラボ。そしてグループ史上初となる“サウナソング”の制作。

 8月6日には都内某所のテーブルで飛び交っていた言葉が、8月9日にはマイクを通してフロアへ届いた。その瞬間、目には見えない熱波がライブハウスを走った。

 今回の合言葉は「熱波を送り、熱波を浴びる」。

 考えてみれば、この構図は8月6日に突然生まれたものではない。ステージから客席へ放たれる歌声。客席から返るコールとクラップ。物販やチェキで交差する、ほんの数秒の視線。レディキスとファンは13年間、名前のない熱波を送り合ってきた。

 今度は、その熱を送ってきた側が本物の熱波を浴びる。

 しかも今回の企画は、外から無理にサウナハットをかぶせたものでもない。ファンからサウナハットを贈られ、プライベートでもサウナを楽しむ水島さくらは「(ハットを)お披露目する場ができた」。白浜さやも「サウナ実はすきで、めちゃくちゃ嬉しい」と声を弾ませた。

 火種は、すでにグループの中にあったのである。

 楽曲制作を担う石谷プロデューサーも快諾し、13周年公演へ向けて新曲制作は動き出した。熱波師によるレクチャー、サウナ施設との連動。どこまで形になるのかはこれからだが、次のパスはすでに出始めている。

 サウナ室の重い扉は閉まった。ストーブの石が鳴り、温度計の針は静かに上がっていく。

 13年間、ファンと熱を交換してきたレディキスが、13周年イヤーに本物の熱波と出会う。その先でどんな汗を流し、どんな一曲をつくるのか。

 連載「READY TO SAUNA」は毎週金曜午後9時、会員サービス「スポニチアネックスZ」で独自写真&特別デザインとともに独占配信する。8月21日午後9時公開の第2回は、メンバー全員の“サウナへの第一声”を届ける。連載は13周年公演翌週の11月3日までを予定している。

 さあ、その扉の向こうまで入る準備はできているか。

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