×

“神の子”伝説に幕 メッシ アルゼンチン代表引退試合 有終1ゴール2アシスト 

[ 2026年10月8日 05:30 ]

親善試合    アルゼンチン3―0ベナン ( 2026年10月6日    アルゼンチン・ブエノスアイレス )

ドローンで描かれたメッシのユニホーム(AP) 
Photo By AP

 アルゼンチン代表として歴代最多に並ぶ6度のW杯に出場したFWリオネル・メッシ(39=マイアミ)が6日、ブエノスアイレスで代表最後の試合となるベナン戦にフル出場し、1得点2アシストの活躍で有終の美を飾った。国際Aマッチ208試合126得点は、いずれも同国最多。22年カタール大会でW杯優勝に導いた世界的スターが、惜しまれながらも青と白の伝統のユニホームを脱いだ。

 試合後に行われたセレモニー。マイクを握ったメッシは詰めかけた約8万5000人に「ここに戻って来られないのは辛い。永遠にプレーを続けたいが、その時が来たんだ」と語りかけた。

 22年W杯カタール大会を制し、準優勝に終わった今夏のW杯北中米大会でも8得点と輝きを放った。代表歴を締めくくる208試合目の舞台では、後半3分の左CKで先制弾を演出すると、同16分は右からつないで追加点をアシスト。10分後には味方が得たPKをゴール右上に決め、通算126点と数字を伸ばした。まさにディオス(神)の異名にふさわしい姿だった。

 「アルゼンチン代表でのプレーは人生で起こり得る最高のこと」と語った代表との縁は、波乱含みだった。13歳でバルセロナ入り。当初は母国で見過ごされた存在で、才能を買ったスペイン代表がメッシの国籍取得を見越して囲い込みに動いたほど。映像を見たアルゼンチン代表関係者が慌てて電話帳などでメッシの実家を探し当てたが、正確な名前も知らなかった。「レオ」の愛称から「レオナルドを招集したい」と伝え、父ホルヘさん(今年8月死去)に「息子はリオネルだ」と訂正されたという逸話もある。

 A代表では苦戦し、国内リーグ未経験で批判の的にもなりやすく、16年に一度は代表引退を表明。それでも苦難を乗り越え21年南米選手権を制し、22年W杯制覇につなげた晩年は年齢を感じさせない活躍で伝説となった。最後は相思相愛になったファンの前で「アルゼンチン人であることは誇り。みんな愛している」と締めくくった。

続きを表示

この記事のフォト

「メッシ」特集記事

「サッカーコラム」特集記事

サッカーの2026年10月8日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->