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【今中慎二の目】「あそこは行かないと…」大勝した中日にあった消極的な走塁「足のスペシャリストをつくることも必要なこと」

2026年2月23日 19時59分

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2回裏無死、三塁打を放ち三塁に向かう樋口


【今中慎二の目】◇23日 オープン戦 中日8―0ロッテ(北谷)
 中日は前日の零封負けから一変して13安打8得点で今年のオープン戦初勝利を飾った。新外国人のサノーや若手・鵜飼の本塁打など、明るい話題が多かった中、ネット裏で見守った中日スポーツ評論家の今中慎二さんが注目したのは2回の攻撃。「あそこは行かないと…」と首をかしげたシーンがあった。
 3点リードの2回、先頭の樋口が右中間三塁打を放つと、続く辻本は投手の左横を抜ける二遊間へのゴロ。その打球に追いついたロッテの遊撃・友杉がファンブルしたが、三塁走者の樋口はいったんスタートを切ったが帰塁して得点できなかった。今中さんは「相手は前進守備。これが公式戦なら無理する場面じゃないかもしれないけど、樋口は足が武器の選手。同点で1点を取りたい8回とか終盤の大事な場面だと想定して、スタートを切ってほしかった」と振り返った。
 この日「9番・右翼」でスタメン出場した樋口は内外野が守れる4年目の内野手。昨季は主に代走で33試合に出場し、5盗塁(盗塁死3)を記録した。今年も足のスペシャリストの枠を尾田や新人で育成の三上らと争っている中、今中さんは「あの場面、ファンブルしなくても、ショートは体勢的にホームに投げづらいから行ける場面だし、オープン戦なんだからチャレンジしないと。あれで行けないようならスペシャリストにはなれない」と説明。さらに「他球団には阪神の植田や巨人の増田(大)など、足のスペシャリストがいるけど、中日にはいない。去年もここぞという場面で得点できなかった。だからこそ、チームとして足のスペシャリストをつくることも必要なこと」と開幕までの課題に掲げた。
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