【吉見一起の目】アブレウ離脱…緊急事態の中日救援陣に「個人的には藤嶋もあり」痛恨ミスの樋口正修には「マツダは跳ねないということが…」
2026年3月27日 23時48分
中日は4点リードの9回にマウンドに上がったアブレウが乱れた。侍ジャパンの投手コーチとしてドミニカ共和国代表のアブレウの投球をチェックしてきた本紙評論家の吉見一起さんは「ずっと見てきましたけど、きょうは全然違った。真っすぐを引っかけるし、スライダーも操れていなかった」と指摘した。
試合後に井上監督が登板中にぎっくり腰を発症したことを明かしている。この点についても吉見さんは「体が万全でなかったのなら、報告すべきだった」と話した。アブレウは登録抹消される見通しで、今後勝ちパターンを再考しなければならない。「メヒアを9回にずらすこともあるだろうし、左が多ければ橋本でも良い。個人的には藤嶋もありだと思う。度胸があるし、動揺しない。この日も同点直後の9回にマウンドに上がってしっかり結果も残している。ピッチャーは持ち場を決めた方が準備はしやすいが、ここから数試合はバッターの兼ね合いでうまく回して固めていく感じになると思う」と話した。
9回の同点劇にはまずいプレーもあった。2点差に詰め寄られなお1死一、二塁。平川の左翼線への飛球を守備固めに入った樋口がバウンド処理を誤り、これが同点適時二塁打になった場面だ。吉見さんは「飛球に対して捕球しようと勝負を掛けるのはその時々の判断。だけど、バウンドしたときにバンテリンドームナゴヤでプレーしているかのように、跳ねることを想定した入り方だった。マツダは跳ねないということが頭に入っていないプレーに見えたことが悔やまれる。守備固めはひとつのミスも許されない。チームとしてきょうの教訓を生かしていかないといけない」と話した。
また6イニング1失点とゲームを作った柳については「よかったと思います。不安もあったと思うけど、先発投手の役割を果たした。これからはピンチのときに変化球を重ねるのが良さであり、悪さにもなる。どこかにパーンと真っすぐを挟めるようになれば幅が広がる。そこを自分で考えて挟んでいけるようになれば、相手ももっと考えるようになるし、もっと結果も良くなると思う」と話した。
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