インタビューに答えるダルビッシュ有(撮影・山田結軌) 米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(40)が12日までにサンケイスポーツの単独インタビューに応じ、現在の状況と来季去就について初めて言及した。昨年10月に受けた右肘手術からリハビリを経て、現在はブルペン投球を再開。一方で、現役続行とメジャー復帰については「分からない」と告白。さまざまな思いが交錯する右腕の「今」に、山田結軌記者(43)が迫った。
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『現役続行』-。ダルビッシュは、メジャー復帰を目指している。そんな意味合いの言葉を引き出したい。それが、インタビュアーとしての狙いだった。今季は公の場でほとんど何も語っていなかった。胸の内は、メジャー復帰するつもりなのだろう。希望的観測を心の隅に置き、米カリフォルニア州サンディエゴに向かった。
2027年、ダルビッシュはメジャーのマウンドに戻るのか。手術を受けた昨年10月以降、本人の真意が分からぬまま今季も終わろうとしている。地元メディアには「引退」を報じられた。去就は、謎のまま。そして、それは今も続いている。
ダルビッシュの言葉、声色、表情から読み取れないか。メジャー復帰の確率は50-50。それが私の感想だ。体力、精神力、技術力、そして闘争心。全てが整わなければ、勝負できない。厳しい世界を深く理解し、メジャーの第一線で長く戦い続けてきたからこそ、軽々しく「復帰」は言葉にしないのだろう。
個人的には、メジャーのマウンドに戻ってほしい。ただ、今はダルビッシュの心の動きに委ねるしかない。これまでの激戦で削られた彼の心を考えれば、メジャー復帰の期待を投げかけることさえ、安直で失礼な考えなのかもしれない、と思い直した。
記者がそう考えるに至ったダルビッシュの現在地とは-。吐露した一つ一つの言葉にこめられたさまざまな思いを、異例のロングインタビューから読み取ってほしい。(山田結軌)
※インタビュー本編は12日午前7時に公開予定。