指名あいさつを受ける大商大・星野世那 =大阪府東大阪市の大阪商業大学(撮影・甘利慈) DeNAからドラフト1位指名を受けた大商大の星野世那投手(22)が23日、東大阪市の同校で長谷川竜也編成部長らから指名あいさつを受け、「実感がわいてきた。厳しい世界ですけど、覚悟を持ってやっていきたい」と決意を新たにした。米大リーグのカブスで活躍する今永昇太投手(33)を目標に掲げるサウスポーは、「チームを勝たせられる投手になりたい」と抱負を語った。
横浜に新たな〝星〟が加わる。最速151キロ左腕の星野は「ベイスターズにも、自分の名前にも〝スター〟(星)が入っている。ベイスターズのスターになれるように、これからチームのために全力で腕を振っていきたい」と意気込んだ。
目標に掲げるのは球団の大先輩でもある今永だ。「もともとすごく好きで参考にしていた。力感のない投げ方から、急に腕が出てきて空振りを奪える。大学でも、そういうフォームに近づけるように練習してきた」と語る。
DeNA・八馬幹典スカウト(左)、長谷川竜也編成部長(左から3人目)、藤田和男スカウト(右)から指名あいさつを受けた大商大・星野世那=東大阪市(撮影・甘利慈)自身の名前「世那(せな)」にも愛着を持つ。由来は大人気ドラマ「ロングバケーション」の木村拓哉演じる主人公・瀬名秀俊が関係。「(両親に)『少なからずある』とこの間言われた。あんまり人と被ることもなくて、気に入っているので、(ファンの方にも)下の名前で呼んでいただけるとうれしい」と笑顔を見せた。
DeNAの球団歌「熱き星たちよ」も「僕でも歌えるくらい知ってる」と、おなじみの様子。一節を披露すると、選手が歌う伝統があることを聞き、「自分も(完璧に)歌えるように練習しておきます」と球団歌の〝自主練〟にも取り組む構えだ。
この日は、サプライズで相川亮二監督(51)とも、電話で直接やり取り。「『タフさを評価している。これから一緒に優勝を目指して頑張りましょう』と言っていただいた。急だったので、緊張でものすごい手汗をかいたんですけど、何とかお話できました」とはにかんだ。
DeNAは24日から日本シリーズに臨む。「もちろん見させていただきますし、いずれは自分も日本一のピースになれるように」。まずは画面越しから、プロでの飛躍を思い描く。(本間剛太郎)