広島から1日に戦力外通告を受けた川誠太内野手(23)が25日までに、自身のインスタグラムを更新し、「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物エトミデートに関する疑惑を否定し、現役続行を希望した。
広島地検は16日、「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物エトミデートを巡り、医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検されたプロ野球広島カープに今季所属した矢野雅哉選手(27)と前川誠太選手(23)を不起訴処分にした。地検は「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としている。医薬品医療機器法違反の罪で有罪判決を受けた羽月隆太郎元選手の薬物問題に関係している疑いで、広島は7月、広島県警が矢野、前川両選手の自宅を家宅捜索したと発表していた。
前川はインスタで「このたび、私に関する件について、10月16日付で不起訴処分となりましたので、ご報告いたします」とつづり、「ファンの皆さま、関係者の皆さまに、ご心配をおかけしました」と陳謝した。
また薬物疑惑については「私は、違法な薬物には一切関わっていません。このことは、これまでも警察や球団に一貫して説明してきました。改めて私自身の言葉でお伝えさせていただきます。ご理解いただけますと幸いです」と否定した。
前川は現役続行を希望しており「この間、温かい言葉をかけてくださった皆さま、支えてくださった皆さまに、心から感謝しています。皆さまの存在が、大きな支えとなっています。これからも野球に真摯に向き合い、一日一日を大切にしていきたいと思っています。まずは今回の結果と、私自身の思い、そして支えてくださった皆さまへの感謝をお伝えいたします」とした。
前川は2022年育成ドラフト2位で福井・敦賀気比高から入団。25年に支配下登録を勝ち取り、今季は25試合に出場し、打率・095、0本塁打、2打点。通算成績は53試合で打率・160、0本塁打、11打点だった。