八戸工大一 スケート選手が決勝打

[ 2010年8月7日 19:37 ]

初戦を突破し応戦席に駆けだす八戸工大一ナイン

 【八戸工大一8―4英明】八戸工大一が5度目の夏の甲子園で念願の初勝利。勝負を決めたのは中村の一打だった。

 4―4で迎えた八回1死満塁。低めに沈む変化球をすくい上げる。「つなぐ思いだけ。打った瞬間、いったと思った」。打球は右中間を真っ二つに割り、3人の走者が一気に本塁を駆け抜けた。左打席に入る前に長谷川監督から掛けられた「ここで打つと歴史が変わるぞ」という言葉を見事に体現した。
 小学校低学年から始めた野球とスピードスケートで二足のわらじを履いた。スケートも高校1年で出場した冬季国体の少年男子500メートルで7位に入った実績がある。
 だが、野球部が昨秋の県大会で4強に終わると「甲子園に行くために専念する」とスケート靴を置き、バットを一冬振り込んだ。「スケートがなかったら今の自分はない」。氷上で鍛えた下半身の筋力が長打力を生みだし、大舞台の一打につながった。

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