阪神は“ビジター巧者” 今季の貯金13は全て甲子園以外で 23、25年リーグV時と同じ吉兆データ

[ 2026年8月4日 05:15 ]

ロード開催球場の今季成績
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 プロ野球は真夏の祭典・オールスターゲームが終わった。フランチャイズ制の1952年以降、阪神が球宴後に本拠地の甲子園で一度も試合をせず夏の長期ロードに出るのは、夏季五輪開催の影響を受けた2008年、21年以来になる。異例の日程ながら、このロード中に貯金を増やす可能性が高そうだ。というのも、今季は甲子園で21勝21敗1分け、甲子園以外の球場で32勝19敗。チームの貯金13を全て甲子園以外でつくっている“ビジター巧者”だからだ。

 過去のセ・リーグ優勝シーズンを見ると、甲子園で高い勝率を残したケースが多い。1985年は39勝19敗3分けで20の貯金をつくり、2003年は46勝15敗で、勝率・754は甲子園でのシーズン最高勝率だ。ただ、直近2度の優勝は甲子園以外の勝率の方が高い。長期ロードで23年は18勝5敗、25年は14勝7敗1分けと大きく勝ち越したことも一因だろう。期間中に暑さがしのげる京セラドームで主催試合が組まれており、以前ほど苦戦するイメージもなくなっている。

 一方、甲子園で勝率5割は不安要素と思われるかもしれないが、今季のセで本拠地で勝ち越しているチームは一つもない。パ・リーグは上位5球団が本拠地で勝ち越しており、最下位の楽天も21勝24敗で借金3という状況だ。これは主に交流戦でパが65勝39敗4分けと圧倒したことに起因している。

 今季は「ビジター帰りの甲子園初戦」で2勝10敗1分けというマイナスのデータもある。しばらくは得意なビジターで貯金を増やしてから、甲子園へ帰りたい。(記録担当・石丸 泰士)

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