阪神・岩崎優 再出発の1回零封「自分の中ではすごく大事な登板だった」3試合ぶり無安打投球

[ 2026年8月5日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神0―1DeNA ( 2026年8月4日    横浜 )

<D・神(14)>8回に登板し、好投した岩崎(撮影・亀井 直樹) 
Photo By スポニチ

 強い覚悟を胸に臨んだマウンドで、スコアボードに再出発を告げる「0」を刻んだ。阪神・岩崎が、1点劣勢の8回に3番手として登板。胸の内に秘める思いを乗せて、力強く全15球を投じた。

 「自分の中ではすごく大事な登板だったと思う。結果が必要だったので。とりあえず、今日は良かったです」

 試合後、絞り出した言葉からは抱えていた重圧がにじみ出た。必死に気持ちを奮い立たせて、向かったマウンド。先頭の京田を142キロ直球で見逃し三振に仕留めると、続く関根はスライダーで一飛に打ち取った。最後は度会を141キロ直球で右飛。いつも通り、表情ひとつ変えることなく打者3人を退け、任された役目をきっちりと果たした。これぞ背番号13本来のパフォーマンスだった。

 直近2試合は苦しい登板が続いていた。前々回7月24日の巨人戦では、延長10回にマウンドに上がるも、勝ち越し2ランを浴びて敗戦投手となった。前回1日ヤクルト戦でも9回に登板したものの、1死しか奪えずに満塁のピンチを背負って降板を余儀なくされた。

 3試合ぶりの無安打投球、4試合ぶりの3者凡退。苦しい時間を過ごしたからこそ、この日の無失点には結果以上の大きな意味があった。昨季は守護神として53試合登板で31セーブ。頼れるブルペンリーダーとしてマウンド内外で救援陣を支えてきた。迎えた13年目は、工藤、木下ら若手投手が160キロ超の剛速球を武器に勝ちパターンへ食い込みつつある。ベテラン左腕も結果を求め続けていた。

 「その辺(前回までの登板)は、しっかり消化して、また今日をきっかけに、次からいい結果を続けられるよう頑張ります」

 一夜で全てを取り戻したわけではない。それでも左腕にとって、再出発の大きな一歩となった。再び勝利のバトンをつなぐため、ここからまた結果を積み重ねていく。 (山手 あかり)

続きを表示

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年8月5日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->