日本ハム・水谷 “51日ぶり”復活V打 「苦しい時期、温かい声援が…」言葉詰まらせファンに感謝

[ 2026年8月31日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5―4ロッテ ( 2026年8月30日    エスコンF )

<日・ロ>お立ち台で感極まる水谷(撮影・高橋 茂夫)
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 その目は少しだけ潤んでいた。苦しんだ分だけ、日本ハム・水谷の胸には熱いものがこみ上げてきた。22日に1軍再昇格後、本拠地エスコンフィールドで初のお立ち台。時折言葉を詰まらせながら、待ってくれていたファンへの感謝の思いを口にした。

 「気持ちのどこかで、もう北海道に戻って来られないんじゃないかという思いもあって。苦しい時期だったんですけど、皆さんの温かい声援が…。本当に力になりました」。

 4―4で迎えた7回1死二塁。カウント2―2からロッテ・鈴木の内角低め147キロ直球をコンパクトにはじき返した。打球は二遊間を鋭く抜ける勝ち越しの中前適時打。7月10日の西武戦以来51日ぶりの打点に「得点圏で全然打っていなかったので。仕事ができて良かった」と、表情を緩めた。

 今年4月中旬に左手首骨折で離脱。6月上旬に1軍復帰を果たすも、不振で7月21日に再び抹消された。2軍の北海道遠征では多くのファンから「待っているよ」、「早く戻ってこい」と声をかけられた。「何やっているんだろう。情けないな」という感情もこみ上げたが、終盤に戻ってくることを心に誓った瞬間でもあった。

 決して無駄な1カ月間ではなかった。「今、子供の頃に憧れていたプロ野球のユニホームを着られているだけで幸せなこと。どこでプレーしようが、その気持ちは忘れてはいけない。そのことを学ばせてもらった1カ月間でした」。約2カ月ぶりの同一カード3連勝。4連勝で貯金は今季最多の14に。復活した男が、2位・西武追走の旗手となる。(清藤 駿太)

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