立命大・西野は“巨人・小林誠司級”強肩自慢 二塁送球はプロでも最上位の1秒8台 22日ドラフト会議

[ 2026年10月20日 05:30 ]

巨人・小林誠司級の強肩を誇る立命大・西野啓也
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 【オレの○○を見ろ】  22日のドラフト会議で指名候補に挙がる選手の中で、プロでも通用する突出した武器を持つ選手を本紙のアマチュア野球担当記者が紹介する「オレの○○を見ろ」。中編は立命大の捕手・西野啓也(4年)。スカウトが巨人・小林誠司級と評価する強肩を武器にプロの世界へ挑む覚悟だ。

 立命大・西野が二盗を防ぐ。その強肩を映像に収めたNPBスカウトが思わず口にした。「小林誠司やん…」。近畿地区担当のスカウトにとって、西野の肩は巨人の13年ドラフト1位捕手と双璧だと言う。その小林の指名順位から逆算すれば、この一芸だけで上位候補に入るといえるだろう。

 遠投115メートルで、二塁送球はNPB最上位の1秒8台を立て続けに計測できる。この強肩は天性の能力と思われがちだが「中学までは平均くらいでした」と振り返る。

 転機は中学の所属チームの公式戦を終えた3年夏。「高校入学までに肩を強くしたい」と考え、自主練習でひたすら遠投を繰り返すようになった。「遠くに投げ続ければ、強くなるだろうという単純な考えでした」。来る日も来る日も遠くを目がけて投げる。すると思惑通り、中学卒業前には両端90メートルある練習場の柵を悠々と越せるまで肩が強くなった。

 高校で投手の練習方法をまねて肩のインナーマッスルを鍛えると、送球に力強さが増した。立命大に進むと、今秋ドラフトでの同時指名を目指す左腕・有馬と出会う。「レベルの高い変化球を、いかに早く握り替えできるかに目を向けるようになった」。送球時の足の運び方など細かい技術にもこだわり、盗塁阻止率を向上させた。

 今夏、大学日本代表に選出されて感じた。「肩なら同世代でトップを争える」。捕手の指名を狙う球団が「肩」を最優先にしているなら、リストの最上位に西野の名前があっても驚かない。(河合 洋介)

 ◇西野 啓也(にしの・けいや)2004年(平16)7月15日生まれ、和歌山県みなべ町出身の22歳。小2から上南部少年野球クラブで野球を始めて捕手を務める。上南部中では紀州由良リトルシニアに所属。高知高では1年秋に背番号20でベンチ入りし、2年秋から背番号2。立命大では1年春からリーグ戦出場。3年春から3季連続ベストナイン、4年春には首位打者受賞。50メートル走6秒3、遠投115メートル。1メートル80、78キロ。右投げ右打ち。

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