DeNA・尾形 古巣に「絶対勝つ」 24年日本Sで「敵だったチームが味方に」ソフトバンクと運命の再戦

[ 2026年10月21日 05:27 ]

笑顔を見せるDeNA・尾形
Photo By スポニチ

 今も脳裏に焼き付いている。横浜スタジアムの一塁ベンチで取材に応じたDeNA尾形は「凄く悔しい思いをして…。あれが自分のプロ野球での大きな岐路になった」と振り返った。

 2年前の11月3日。右腕は反対側の三塁ベンチにいた。目の前ではDeNAナインが歓喜し、当時の三浦監督が宙を舞っていた。24年の日本シリーズ。尾形は中継ぎで4試合に登板も防御率12・00に終わり、チームは第6戦で敗れ去った。今はDeNAの一員となり、古巣ソフトバンクと大舞台で対戦する。運命の不思議を思わずにいられない。

 「あれから時を経て、敵だったチームが味方になって…。自分がいたチームと戦うのはなかなか想像できないし、本当にドラマでもあまりないようなシナリオだと感じている」。

 当時は宮崎に一発を浴び、牧に許した左越え二塁打は「軌道も凄く覚えている」というほど。「普通の投手ではいられないと感じさせてもらったのがベイスターズ。それを糧に頑張ってきた」と言う。5月のDeNA加入後は7勝をマーク。6月7日の交流戦はソフトバンク相手に5回2安打1失点の好投を披露した。

 周東は17年の育成ドラフト同期。「彼の守備範囲は福岡県全域。そろそろ西日本までかかりそう」と笑い「打撃も気をつけながらしっかり抑えたい」と力を込めた。「ソフトバンクホークスという組織は尊敬している。ただ、勝負に対しては“絶対に勝つ”という思いがある。最高の戦いができれば」。ドラマでも描けないシナリオを――。そのラストシーンを、歓喜とともに迎えるつもりでいる。 (鈴木 勝巳)

 ▽尾形の24年日本シリーズ 入団7年目で支配下登録されて5年目。10月27日の第2戦は先発・モイネロの後を受けて7回2死で登板し、1/3回を無失点に抑えてホールドを記録した。30日の第4戦は6回2死で2番手登板。オースティンを三振に仕留めるも、続投した7回は宮崎に一発を浴びるなど2/3回を3安打4失点。31日の第5戦は5番手で1回1安打無失点もチームは黒星で2勝3敗に。11月3日の第6戦は2―4の4回にマウンドに上がって1イニングを2安打3奪三振で無失点も、試合に敗れて目の前で日本一を決められた。4試合で防御率12.00。

この記事のフォト

「DeNA」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年10月21日のニュース

広告なしで読む
タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->