ソフトバンク・正木智也 「最高の形となってくれました」打球速度170・6キロの超速先制弾

[ 2026年10月26日 06:00 ]

SMBC日本シリーズ2026 第2戦   ソフトバンク4―3DeNA ( 2026年10月25日    横浜 )

3回、先制ソロを放ち、ナインとハイタッチする正木
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 小雨を切り裂く打球がハマスタの左翼席上段で弾んだ。ソフトバンク不動のリードオフマン・正木が、先制の日本シリーズ1号ソロを放った。

 「モイネロが踏ん張ってくれていたので、何とかこの回に先制点を取って、いい展開に持っていきたいと思いました。最高の形となってくれました」

 0―0の3回1死、フルカウントから尾形の7球目、内角高め150キロにバットをかぶせて、きっちり押し込んだ。「追い込まれたが、そこからマインドチェンジをして次につないでいく意識でいきました」。打球速度170・6キロの鋭い一撃を見舞った。

 正木のゴロもフライも、打球が速すぎてDeNA野手陣が捕球できない。初回先頭では遊撃手・成瀬を強襲する正面のゴロ。ファンブルして失策が記録された打球速度は164・7キロ。5回先頭での3打席目に初球直球を叩いた打球は滞空時間の長い飛球となったが打球速度は174・3キロで、左翼・度会がグラブの土手に当てて失策した。

 正木がエンジンをかけると好調な「ダブルゆうだい」のバットも乗った。1―0の4回2死から山本祐大が左前打すると、前日の第1戦で2安打の次打者・庄子雄大が右中間への適時二塁打で追加点を挙げた。CSファイナルSでMVPに選ばれたラッキーボーイは健在で「とにかく振り負けないようにと打席に入りました。今日も地元でいい姿を見せられるように」。横浜高から神奈川大に進んだ“ハマっ子”は実に生き生きしている。  (井上 満夫)

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