渡辺謙 時代劇の世界進出「スタートラインには立った」けど…課題指摘 「日本だけではなかなか」

[ 2026年2月26日 17:01 ]

渡辺謙
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 俳優の渡辺謙(66)が、26日放送のTOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)にゲスト出演し、時代劇映画の未来について語った。

 パーソナリティーの玉川徹氏は、渡辺が出演する27日公開の映画「木挽町のあだ討ち」を題材に、時代劇作品の現状を伝えたNHKのドキュメンタリー番組に言及。時代劇作品が世界に受け入れられつつある状況も踏まえ、受け止めを問われた。

 渡辺は「スタートラインには立ったかなという気はしている」と謙虚に回答。「コロナ以降、配信が凄く盛んになって、いろんなものが世界に配信できるようになった」と続けた。

 今までは「字幕付きって受けなかったんですよ。だから、日本のマーケットは広がらないっていうのが定説だった」という。ところが、コロナ以降はそうした価値観が変わったといい、「もちろん英語が日本語で混じってやるっていうのは今までもあったんですけど、それを字幕付きでみんな見てもらえるっていうのは、非常にハードルが低くなった」と説明。「そこプラス、やっぱり日本の非常に特殊な文化、時代劇、ちょんまげで刀を差して。そういう文化的な新しさを感じてもらうことはあるんですけど、基本はそのハードルが下がったっていうのは一番大きい」と分析した。

 その上で、時代劇作品の世界進出に言及した。「世界マーケットで提供できるような作品にするには、かなりのバジェット(予算)がいると思う。それなりの作品につけるかも。そうなると、日本のスポンサーというか、ファイナンスだけでは、僕はなかなか難しいと思います」。予算が作品の質に直結するといい、「技術とかやっぱり、ロケーションの場所だったりとか、セットの大きさ、スケール感だったり。そういう意味で言うと、いろんなものを開いていかないと、作れないかなって気はしますよね」と話した。逆に「日本の中だけでこちょこちょっと集まって、“作りました。さあどうだ”って言っても、なかなかそれは受け入れてもらえない」とも指摘した。

 渡辺自身は米国にプロダクションを持っており、作品の企画立案をしているという。キーになるのは「脚本家ですね。大事なのは」といい、「(日本人でも外国人でも)どっちでもいいんです。おもしろいものが書ければ」とも述べた。

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