東野圭吾さん死去 原作の映像作品3作が公開・放送控え

[ 2026年7月28日 05:30 ]

06年、直木賞を受賞し笑顔の東野圭吾さん

 「ガリレオ」シリーズの「容疑者Xの献身」や「白夜行」など、小説にとどまらず映像作品も大ヒットした直木賞作家の東野圭吾(ひがしの・けいご)さんが23日未明、大腸がんのため死去した。68歳。大阪市出身。葬儀は家族葬で行った。100作を超える著作で発行部数は累計1億部超え。不世出のミステリー作家の訃報に日本中が悲しみに包まれた。

 東野さん原作の映像作品は現在、3作が公開・放送を控えている。9月4日には映画「白鳥とコウモリ」がSixTONESの松村北斗(31)、今田美桜(29)のダブル主演で公開予定。9月6日には連続ドラマ「虚ろな十字架」が香取慎吾(49)主演でWOWOWで放送・配信が始まる。また来年2月19日には、映画「殺人の門」が山崎賢人(31)、松下洸平(39)共演で公開が予定されている。

 ≪中、台、韓メディアが速報≫中国、台湾、韓国のメディアは東野さんの死去を相次いで速報した。東野さんの作品は翻訳され、各地で人気が高い。

 中国では国営通信新華社などが死去を速報。短文投稿サイト微博(ウェイボ)には「多数の良い作品を送り出してくれた」と感謝や哀悼の投稿が相次いだ。中国メディアによると「容疑者Xの献身」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は中国でも映画化された。台湾の中央通信社は「日本を代表する推理小説家」と紹介した。韓国のソウル新聞は「日本の推理小説の巨匠」と紹介した。

 ≪書店で追悼コーナー≫東京・新宿の紀伊国屋書店では、訃報から約1時間30分後の午後5時30分から追悼コーナーが設置された。エスカレーターで2階に上がってすぐの一番目立つスペースに約30タイトルの著書を並べた。担当者は「たまたま訪れたお客さんの方がこのコーナーに来て東野さんの訃報を知るケースが多いです」と話した。10年来のファンだという40代男性は「突然のことに驚いている。本も映像化作品も大好きだったのでとても残念」と話した。

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