桑田佳祐、駆け抜けた3年半ぶりソロツアー“夏篇” 思い出の宮城から届けた「頑張れ熊本!頑張れ日本!」

[ 2026年9月12日 20:30 ]

ソロツアー宮城公演で、日本全国にエールを送った桑田佳祐
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 サザンオールスターズの桑田佳祐(70)が12日、ソロツアーの宮城公演を宮城セキスイハイムスーパーアリーナで行った。同所は東日本大震災が発生した2011年9月に「宮城ライブ」を開催した思い出の場所。震災から15年の節目を迎えた宮城から、今夏に多くの自然災害に見舞われた日本列島に元気を発信した。

 ♪明日へのフレー!!フレー!!…。中盤に届けたのは誰もが口ずさみたくなるフォークソングのようなメロディーに震災からの復興を願う思いを乗せた「明日へのマーチ」。震災後は遺体安置所だった同所を初めてコンサートで使用し、自身も食道がんからの復帰ライブとなった「宮城ライブ」を象徴する曲。歌い終えると「頑張れ熊本!頑張れ日本!」と祈りを届けた。15年前に勇気づけられた人たちが多く集まった会場から熊本をはじめとする日本列島にエールが送られた。

 今年2月に古希を迎えて、「NEW 70’s」と掲げたツアー。長年サザンやソロ活動の舞台監督を務める南谷成功氏の名を冠した遊び心あふれる「南谷ミュージック・シティー」やテレビアニメ「あかね噺」の主題歌として、自身初のアニメ完全書き下ろし曲「人誑し/ひとたらし」。さらに同アニメのエンディング曲「AKANE On My Mind~饅頭こわい」は、「僕はね、まんじゅうがこわい」とおちゃめに話してから披露するなど新旧織り交ぜた構成。
 
 2時間30分のステージで、足を高く振り上げてステップを踏むなど年齢を感じさせない姿を見せた。昨年のサザンのツアー中には体調不良などアクシンデントに見舞われただけに、大好きなお酒とも距離を取るなど体調管理を徹底。その結果、「夏祭りツアー」と題した2カ月20公演の過密スケジュールを乗り切ることができた。

 それでも心残りは地震によって開催を断念した熊本公演。関係者によると「振替公演の開催を模索中」で、実現すれば年末の追加公演と合わせて全29公演と自身最大規模のツアーとなる。

 最後はバンドメンバーやダンサーとともに「最高の夏祭りをありがとう!!みんなで素敵な秋を迎えましょう」と横断幕を掲げた。宮城公演は9、11、12日の3日間開催で、2万4000人とふれあった。必ず会うことを約束した熊本や年末に向けて、大きな励みとなった公演となったはずだ。

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