桑田佳祐 熊本や千葉を明るく 「九段下フォーク・フェスティバル’25」チャリティー・アルバムに

[ 2026年9月10日 04:00 ]

昨年開催の「九段下フォーク・フェスティバル’25」に出演した(左から)あいみょん、Mr.Childrenの桜井和寿、竹内まりや、桑田佳祐、吉井和哉、 原由子
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 3年半ぶりのソロツアーを開催しているサザンオールスターズの桑田佳祐(70)が、自身初のチャリティーライブアルバム「九段下フォーク・フェスティバル’25」を11月3日に発売する。昨年10月に日本武道館で開催したイベントを作品化したもの。今夏、多くの自然災害に見舞われた日本を音楽で元気づけていく。

 NHK紅白歌合戦出場歴のある国民的歌手がズラリと並ぶ豪華公演。桑田自ら企画発案と出演交渉を行い、あいみょん(31)、Mr.Childrenの桜井和寿(56)、竹内まりや(71)、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉(59)、妻でサザンの原由子(69)と声を合わせた。事前告知なく豪華ゲストが集まった夢のステージだけに作品化を望む声も多かったが“一夜限りの伝説”となる予定だった。

 それが変わったきっかけは7月28日に発生し、38人が命を落とした熊本地震。2週間後にソロでもサザンでも初の熊本公演を控えていたが、会場のグランメッセ熊本(益城町)は設備の破損に加え、支援物資の集積拠点となったため開催を断念。その後も千葉など各地で相次ぐ豪雨被害に心を痛め、決断した。

 「このところ、各地で大きな災害が続いています。こういう時こそ“気休め産業”を担ういち音楽人として何かできないかとスタッフと考え、素晴らしい音楽仲間たちと一夜限りで開催した『九段下フォーク・フェスティバル』を作品化する運びとなりました」

 地震発生時はツアーの東京公演期間中。被災地を思う中で今回の計画が浮上し出演者らと著作権交渉などを開始。各所の快諾を得て通常半年から1年かかるところを約1カ月という異例の早さで発表に至った。来年3月末までの収益全額を、熊本をはじめとする被災地への支援などを目的に日本赤十字社に寄付する。

 「音楽で少しでも皆さまの日々を明るくするお手伝いができましたら、これ幸いでございます」と桑田。音楽による“気休め”の大切さを感じられるアルバムになりそうだ。 (高原 俊太)

 【桑田佳祐コメント全文】
このところ、各地で大きな災害が続いています。

皆様、ご無事でお過ごしでしょうか。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

私は現在、全国ツアーの真っ最中ですが、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受け
8月の熊本公演の開催を見送る決断をいたしました。
熊本の皆様の安全と一日も早い地域の復旧を願いつつ
現在も振替公演の実施に向けて関係各所と模索しております。

そんな中、今夏には千葉をはじめ各地で豪雨による甚大な被害等も相次ぎ
多くの方が心を痛めています。

こういう時こそ、“気休め産業”を担ういち音楽人として何かできないかとスタッフと考え
昨年10月に素晴らしい音楽仲間たちと一夜限りで開催した「九段下フォーク・フェスティバル」を作品化する運びとなりました。

竹内まりやさん、吉井和哉さん、桜井和寿さん、あいみょんさん、原由子にも快くご賛同いただき、今回の発表に至りました。

まだまだ大変な状況が続くと思いますが
音楽で少しでも皆様の日々を明るくするお手伝いが出来ましたら、これ幸いでございます。

各被災地の一日も早い復旧を願っております。

桑田佳祐

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