【ダービー】ペルーサ藤沢和師「いい状態で臨める」

[ 2010年5月28日 06:00 ]

追い切りを終え引き揚げるペルーサと藤沢和師(右)。鞍上は横山典騎手

 ターフライターの平松さとし氏がレースのキーマンに直撃する「キーマンの懐へ」は、4戦無敗ペルーサを送り込む藤沢和雄師(58)を直撃。悲願のダービー初制覇へ、胸の内に迫った。

 ――ペルーサは日曜に坂路で4F50秒台を出していますが、最終追い切りはWコースで5F67秒4。軽めでした。
 藤沢和師 日曜にしっかりやっているし、競馬を使ってきて仕上がりは問題ありません。最終追い切りが軽めだったのも予定通りです。
 ――前々走で皐月賞トライアル(若葉S)を勝ったのに、皐月賞はパスしました。速い時計(1分59秒9)の反動を考えた。
 そうではありません。ノリ(横山典)は問題ないと言っていたけど、自分としては小回りの中山が合わないと判断したので東京まで待つことにしたんです。
 ――スタートが決して速くない点などが小回りは合わないと思った理由?
 そうですね。スタートでモサモサすることがありました。キャリアを積めばこのあたりは問題なくなってくるだろうけど、現時点では広くて大きなコースの方が合っていると思いました。
 ――前走(青葉賞1着)を振り返って。スタートは速かったけど、ゲートの中ではいつも通り少しガタガタしました。
 はい。でも、だいぶ落ち着くようにはなってきました。前走くらいなら問題ないでしょう。
 ――賞金的にはダービー出走は可能の身。同じ舞台で試走という意味合いもあるかと思いました。
 負けても大丈夫とは全く思っていませんでしたよ。ダービーともなると皐月賞組をはじめ、重賞で勝ち負けしてきた馬ばかりがそろう。青葉賞を楽に勝つくらいでないといけないと考えていました。
 ――そういう意味では2着に4馬身差というのは最高の結果だった。
 着差はもちろんだけど、4コーナーを持ったまま上がってきたのが良かった。この時期、東京の2400メートル戦をあれだけの手応えで上がって来られる馬はなかなかいませんから。
 ――直線、ササるような面は心配ない?
 確かに過去のレースではササッたこともあったけど、他馬に迷惑をかけるほどひどいわけではない。何も心配していません。
 ――前走後は1度短期放牧。
 それも予定通り。緩ませたわけではないし、かといって反動が残っているということもない。いい状態で臨めそうです。
 ――調教中もいなないたりと、まだ幼い面を見せることもある。
 まだまだ良くなる余地を残している段階なのに4戦全勝でここまで来た。それだけ能力が高いということでしょう。
 ――厩舎初のダービー制覇が見えてきた。
 父のゼンノロブロイやシンボリクリスエスの時もそう思ったけど、結果は2着。ヴィクトワールピサをはじめ強敵ぞろいの今回、そう簡単に勝てるとは考えていません。ただし、いい状態で挑めるのは確か。好結果につながるよう皆さんも応援してください。

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