【笹川賞】決意の勝負駆け!坪井、地元で奮起

[ 2010年5月28日 06:00 ]

 荒れ水面での戦いを乗り切って得点率トップの今村豊ら10人が準優当確ランプをともした。残るイスは8。大挙9人が参戦している地元・静岡勢には厳しい勝負駆けの選手が目立つが、注目は外枠2走で予選最終日に臨む坪井康晴。06年GC決定戦、08年競艇王CCを制した地元水面で一歩も譲らない構えだ。前年覇者の瓜生正義は得点率40位タイで予選敗退が濃厚、連覇の夢は遠ざかった。

 SG2勝。そのどちらもここ浜名湖、絶対の自信を誇る地元水面でもぎ取った坪井がピンチに立たされた。予選最終日は4、6枠で2、2着の厳しい勝負駆けだ。初日の1走目、先頭に立ちながら痛恨のターンミスでの6着大敗が響いている。1回出走の3日目は2Rでこの日唯一のイン逃げを決めたが「悪い感じはしないが、まだしっくり来ない部分がある」と表情は硬かった。たっぷりある時間の大半をエンジン整備に費やし、分解して入念な点検を終えると黙々とペラを叩いた。静岡勢で準優安全圏は今坂だけ。笠原、重野は予選敗退が決定的だ。連日スタンドから熱い声援を送ってくれる地元ファンの期待に応えるべく、坪井は決意を持って予選最終日に挑む。
 服部も苦しい立場だ。「伸びだけなのでペラを叩いたら出足がさらに落ちた」とこちらも険しい表情。再度のペラ調整で勝負をかける。菊地、金子良、渡辺もパンチ力不足の足色で整備に苦労している。佐々木は行き足の良さを維持しており、「ペラに専念」だ。
 そんな地元勢を尻目に相変わらずパワー十分なのが今村、田村、白井、辻。そして湯川、吉川も好気配をキープ。エンジンを組み替えて不安点が解消した山口、日増しにアップしてきた山崎が上位レベルに迫ってきた。ボーダー近辺にいる選手では伸びがトップ級の飯山が好枠2走を残していることもあって優位な立場。篠崎も着順以上の足色だが、1回出走で勝っても相手待ちとなる。逆に今垣は気配低調のままで油断できない状況だ。

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