【尼崎ボート SGボートレースダービー】馬場貴也 バイオの調整はつかめた

[ 2026年10月27日 04:30 ]

バイオ燃料の調整に慣れてきた馬場
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 SG「第73回ボートレースダービー」が17年ぶりに尼崎で開幕される。今回は今や主流となってきた「新燃料」がテーマ。バイオ燃料を使用した当地でV実績がある馬場貴也(42=滋賀)に期待がかかる。

 大一番を1カ月後に控えたセンタープールに馬場の姿があった。9月の尼崎一般戦にV候補筆頭として登場。10戦7勝の圧倒的な強さでシリーズを制圧した。尼崎通算3回目の優勝。本番に向けて最高のイメージを植え付けた。

 「情報を収集できましたし、いい一節でした。去年のバイオ燃料の導入直後は違和感がありましたけど、プロペラがこんな感じかなとなんとなく分かってきましたね。ダービーでもそれなりのエンジンを引けばやれる自信はあります」

 新燃料になってトライ&エラーを繰り返した。その過程でだんだんと情報量も蓄積。スタートにしても誤差はなくなってきたそうだ。

 「景色も普通になってきました。立ち上がりの鈍さも全く感じないし、起こしで鳴くとかも一切ないですね。今年前半よりも今の方がバイオの調整はつかめてきていると思います」

 準備万全でSGに臨めることは何よりだ。今年のSG戦線は児島グラチャンで優出。地元オーシャンCを含めて全てのSGで予選突破と安定感が際立つ。賞金ランキングは7位で尼崎入りだ。今年も年末の大舞台へとペースを上げていく。

 「昨年は全部が嫌になって選手を辞めようと思ったくらいメンタルが落ちました。今年はガーンって落ちることはなかったけど、9月に大村で優出するまでG1で結果を残せていなかったですからね。昨年とは違う苦しみはありました」

 昨年は7月の地元G2ボートレース甲子園を制するまでスランプに陥った。そんな時にデビュー当時を思い出して、模索を続けていたことがある。“ハンドルを切る姿勢”だ。

 「試したことが良くなくて、こっちがいいんやって再認識した。トライして駄目やったから原点の方に戻ってきた感じ。去年より今の方がうまくなっていると思います」

 バイオ燃料に手応えを感じた。そして自らのハンドルにも手応えバッチリ。9月の大村でG1を制した馬場は最高の状態でダービーに挑める。悲願のグランプリは賞金6位以内に入ることが何よりの近道。今回の尼崎で手っ取り早く決めるために確定させたい。24年まるがめメモリアル以来となるSG6Vへ向けて、初日からスロットル全開だ。

 ◇馬場 貴也(ばば・よしや)1984年(昭59)3月26日生まれ、京都府出身の42歳。滋賀支部所属。93期生として2003年11月、三国でデビュー。18年11月に芦屋チャレンジカップでSG初優勝。20年8月の地元びわこ周年でG1初Vを決めた。通算6049走1775勝237優出70V(うちSG5V、G1・9V)。同期に、渡辺浩司、岡祐臣、長田頼宗ら。1メートル67。血液型A。

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