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川崎F 後半AT弾で首位浮上 決勝点の谷口「ここからは追われる立場。それでも倒していく」

[ 2022年5月19日 00:15 ]

明治安田生命J1第11節   川崎F1-0神戸 ( 2022年5月18日    ノエスタ )

<神戸・川崎>後半アディショナルタイム、へディングで決勝ゴールを決める川崎・谷口(撮影・後藤 大輝)
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 明治安田生命J1リーグはACLに出場した4チームの未消化分、第11節の2試合が行われ、川崎Fは敵地で神戸に1―0で勝利した。引き分け濃厚だった後半アディショナルタイムに右CKからDF谷口彰悟(30)が頭で決勝点。消化試合がそろった状況で鹿島を上回り、首位に浮上した。

 キャプテンが最終盤にドラマを起こした。後半アディショナルタイムの右CK。「僕の方からの視線だと(谷口)彰悟君が飛び込んでくるのは分かっていたので、ニアを狙った」と振り返るキッカーのMF小塚和季(27)がクロスを放つと、あうんの呼吸でマークを外した谷口が頭でゴールを割った。

 「角度もあんまりなかった。とにかく先に触って、GKがはじくことが起きればチャンスだな、と。でもうまいこといいコースに飛んでくれたので良かった」。4試合連続完封勝利とともに、首位浮上に導く一発。ゴールが揺れると、強く拳を握った。

 前節で初勝利を挙げた神戸の攻略は一筋縄ではいかなかった。DF車屋紳太郎(30)が「ボールを保持したのは良かったが、もっと怖いパスを全員が狙っていかないといけない」と反省点を挙げたように、前半はボール支配率で大きく上回りながらも相手の守備ブロックを崩しきれず。後半は立ち上がりから2度の決定機を与え、窮地を招いた。それでも最後まで集中を切らさずにゴールを狙い続け、最後の最後に勝ち点3をつかんだ。

 今季のリーグ戦のセットプレーからの得点は7点目で「最後まで諦めないことを意識している。そういうものがセットプレーやゴールにつながっている」と車屋。この試合は16年に加入して以来、4度のリーグ戦制覇などに貢献してきたGK鄭成龍(チョンソンリョン)にとってJ1通算200試合目の節目でもあり、センターバックは「これまでチームを支えてきくれた選手。200試合記念にふさわしい試合だった」と完封への貢献をたたえた。

 ACLでは1次リーグ敗退に終わったが、悔しさをぶつけるリスタート後はこれで3連勝。小塚は「何が何でも試合に勝つという気持ちの部分は、ACLを通じてより強くなった」と言う。鹿島を上回り、リーグ3連覇を目指す王者は再び“定位置”に戻った。谷口は「最後の最後にトップに立っていないと意味がない。ここからは追われる立場。それでも倒していくところでは、去年や一昨年の経験が生きてくる。そうやって強くなってきた自信があるので、またそういった立場でチームが強くなりながら勝ち点3を積み上げていきたい」と力を込めた。

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