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途中加入の新潟・植村 8試合ぶりの勝利へ、攻守で潤滑油の役割を果たす

[ 2025年8月23日 11:04 ]

鹿島戦での活躍を誓う植村
Photo By スポニチ

 4勝8分け14敗で最下位のJ1新潟は23日に明治安田J1リーグ第27節で鹿島と対戦する。ホームで8試合ぶりの勝利へ、新加入のMF植村洋斗(23)が攻守で潤滑油の役割を果たす。ボランチでの出場が濃厚で、憧れの元日本代表MFで現在はG大阪のコーチを務める遠藤保仁氏(45)のようにチームをコントロールして難敵から勝ち点3をもぎ取る。

 鹿島には直近12試合で2分け10敗。しかし、新加入選手には関係ない。J2磐田で試合出場に飢えていた植村は「J1でやれるチャンスをもらって、試合に出て充実できている」と語り、次こそ加入後初勝利をつかもうと闘志を燃やしている。

 昨季J1だった磐田でプロ入り1年目から35試合に出場したが、今季は監督交代もあって出番が大きく減少した。「成長も、キャリアを考えた時にも、J1でやれるかやれないかが大事な一年になる」と移籍を選択して再びJ1の舞台に戻ると、抜群の戦術理解度を生かし、ここまで3試合連続で出場している。

 ボランチへのこだわりが強く、憧れはJリーグトップの通算672試合出場を誇る遠藤保仁氏。練習生として磐田で一緒にプレーした経験もあり「凄いなと感じた。ああいった選手を超えていきたい」と目標に据えた。23年限りで引退した遠藤氏の背番号50を受け継いで磐田に加入。新天地となった新潟でそのまま継続したのも、司令塔として活躍する決意の表れだ。

 鹿島は「球際、走る部分、プレスの強度が高い。まずは守備」と警戒。周囲とのコミュニケーションを取って試合を運び、攻撃では「特長ある選手が多くいるので、良さを出しながら自分の良さを出したい」とイメージする。加入後初めてボランチで先発した前節の川崎F戦は後半に「敵陣でもっと回せれば自分たちの時間帯を増やせる」と改善点も見つかった。前節に引き分けでリーグ戦の連敗が6で止まったが、欲しいのは勝ち点3。ボランチとしてしっかりと試合をコントロールして勝利をつかむ。

 磐田では昨季にJ2降格という屈辱を味わった。「(新潟は)降格してはいけないチーム。勝利にこだわって、残留できるようにやりたい」。2年連続で悔しい思いはしたくない。そのためにも、難敵から勝利を決める。
(西巻 賢介)

 ○…Jリーグデビューとなった前節の川崎F戦でアシストをマークしたFWモラエスは、強豪の鹿島に対しても自信を見せた。ブラジルの英雄的存在のジーコ氏が関わる鹿島は「ブラジルでも有名」でフィジカルの強さや攻守の切り替えの早さにも警戒する一方で「ホームなので主導権を握ってアグレッシブにいかないと。勝つ気持ちを持っていければ大丈夫」と強調。期待の左利きのアタッカーが、サポーターの後押しを受けて躍動する。

 ○…鹿島は15勝3分け8敗で優勝争いをしている。15勝はリーグトップタイ。そのうち13試合が先制点を奪っている。2トップが強力で、リーグトップの14得点をマークしているFWレオ・セアラはシュート決定率が31・1%。鈴木はFWではプレー数がリーグ2位と中盤から高い位置で多くボールに絡み、攻撃の中心を担う。

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