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日本代表FW小川 釜本を超えて天国にささぐ最速10発! デビュー11戦目の快挙も「まだ何者でもない」

[ 2025年10月11日 05:00 ]

サッカー国際親善試合   日本2ー2パラグアイ ( 2025年10月10日    パナソニックスタジアム吹田 )

<日本・パラグアイ>前半、同点ゴールを決め喜ぶ小川(撮影・後藤 大輝)
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 サッカー日本代表は国際親善試合でパラグアイと2―2で引き分けた。0―1の前半26分にFW小川航基(28)が強烈な無回転ミドルで国際Aマッチ10点目。11試合での2桁到達は8月に死去した元日本代表の釜本邦茂さんを超えて史上最速となった。試合終了間際には負けじとFW上田綺世(27)が頭で同点弾。チームを敗戦危機から救ったが、急造の守備陣は2失点で森保ジャパンワーストタイとなる3戦勝ちなしとなった。14日にブラジルと対戦する。

 その瞬間、名波コーチの言葉が小川の頭をよぎった。「振れるタイミングで振るように」。森保ジャパンは先月の米国遠征で2試合無得点。今回は合宿初日から、コーチ陣にシュートの意識を口酸っぱく説かれた。だからこそ迷いなく、右足を振り抜いた。

 失点から5分後の前半26分。ペナルティーエリア手前で佐野のパスを受け、すぐさまゴールを向く。ボールの芯を捉えた約25メートルの無回転シュートはGKにはじかれたが、高く上がったボールがゴールラインを越えた。「インパクトのあるシュートをいつも心掛けている。自分の得意なパターン」。南米予選で18試合10失点、そのうち9試合で無失点だったパラグアイの堅守を一瞬でこじ開けた。

 昨年11月中国戦以来の通算10点目。国内開催では初得点を刻んだ。デビュー11試合での2桁得点到達は、8月に亡くなった釜本さんが66年に記録した12試合を超えて史上最速だ。プレー時間にすれば55分に1点という決定力で、59年ぶりに歴史をつくった。この日は歴代最多国際Aマッチ通算75得点の不世出の点取り屋をしのび、試合前に黙とうが行われた。鳴り物入りで磐田に入団した頃、クラブから「釜本さんを見ているようだ」と将来を嘱望された本格派ストライカーが、天国の大先輩に追悼のゴールを届けた。

 「釜本さんを超えたわけでもなく、まだ何者でもない。何も満足することなく前進していきたい」。同点弾の上田としのぎを削りながら、レジェンドの背中に近づいていく。

 ≪26年ぶり3戦連続0点は回避≫9月の2連戦で無得点だった日本は前半に小川が3試合ぶりとなるゴール。トルシエ監督が指揮した99年に3月の親善試合ブラジル戦(●0―2)、6月のキリン杯ベルギー戦(△0―0)とペルー戦(△0―0)で喫して以来、26年ぶりの3試合連続無得点を免れた。

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