×

【W杯】日本代表新主将の板倉滉、遠藤の思い受け継ぎ「責任と覚悟を持って」

[ 2026年6月13日 04:00 ]

サッカーW杯北中米大会

遠藤離脱への思いを語る板倉(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 サッカーW杯北中米大会が開幕した11日(日本時間12日)、日本代表に激震が走った。オランダとの1次リーグ初戦が3日後に迫った中、森保一監督(57)はケガで別調整だったMF遠藤航主将(33=リバプール)に対し本大会登録メンバー26人から外すことを通達した。代替招集はFW町野修斗(26=ボルシアMG)で、新主将にDF板倉滉(29=アヤックス)を任命した。

 思いがけないタイミングで、板倉に大役が託された。オランダ戦が3日後に迫ったこの日の朝。森保監督から遠藤の離脱を知らされると同時に、主将の打診を受けた。「チームの雰囲気を敏感に感じ取るようにしてきた。実際に指名されると、より一層責任感が湧いてくる」。驚きは隠せなかったが、自然と覚悟は固まった。

 すぐに遠藤の部屋を訪ねた。「責任を持って頑張ります」と伝えた。落ち着き払った様子の遠藤から「みんなによろしく頼む」と言葉が返ってきた。東京五輪から隣で見てきたリーダーの背中。思いは受け継いだ。「より一層の責任と覚悟を持って進みましょう」。初仕事となった練習前のミーティングで、そう訴えた。

 温厚な29歳。時にははっきりと物事を言う。前回カタール大会以降、DFリーダーとして森保ジャパンを支え、ゲーム主将を2度務めた。ベテラン、若手ともに信頼は厚い。欧州では元主将のDF吉田麻也の薫陶を受けた。「このチームを強くしたいという思いはずっと持っている。キャプテンとして勝たせられるようになりたい」。立場は変わっても自然体で振る舞う。

 過去には10年南アフリカ大会の直前、DF中沢佑二からMF長谷部誠に主将交代した例がある。当事者の長谷部コーチからは「気負いすぎずにやれ」と助言を受けた。経験者の吉田をはじめ、他の選手もバックアップを誓う。緊急事態の今こそ一枚岩になれるか。主将のバトンを受け継いだ板倉が、その中心にいる。(坂本 寛人)

続きを表示

「森保一」特集記事

「サッカーコラム」特集記事

サッカーの2026年6月13日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->