金正恩氏が訪中「友好継承」を表明 習指導部は歓待 関係改善誇示
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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は24日、北朝鮮との国境にある中国遼寧省丹東を訪問した。中国外務省によると金氏は中国共産党序列4位の王滬寧・人民政治協商会議(政協)主席と会談し「中国側と共に歴史的な友好を継承したい」と表明した。韓国政府当局者によると金氏は開通したばかりの「中朝鴨緑江大橋」を渡ったという。習近平指導部は2年連続で訪中した金氏を歓待した。
トランプ米大統領が来月のアジア訪問に合わせた米朝首脳会談のほか中国、ロシアとの3カ国首脳会談に意欲を示す中、中朝は両国関係の改善を内外に誇示した。
25日は朝鮮戦争(1950~53年)に中国人民義勇軍が参戦したとされる日から76年の記念日に当たり、金氏と王氏は24日午前、関連行事に参加した。金氏の訪中は昨年9月以来、約1年ぶり。
会談で王氏は鴨緑江大橋の開通を契機に経済貿易協力を推し進め、戦略的な意思疎通を強化していきたいと強調。金氏は中国と「実務協力を拡大したい」と応じた。金氏は24日午後に丹東を離れ、王氏は大橋で見送った。
丹東の一部地域では24日、厳戒態勢が敷かれた。外交筋によると、鴨緑江大橋や、朝鮮戦争の歴史を展示した博物館の付近で厳しい交通規制が確認された。ホテルの宿泊予約は鴨緑江大橋の周辺で制限された。
丹東と北朝鮮の新義州を結ぶ鴨緑江大橋は15日に開通。中朝両国は人や物の往来を活発化させる方針だ。橋の本体工事は2014年秋に完了したが、北朝鮮側の準備に時間がかかり開通までに約12年を要した。
昨年9月に習国家主席と金氏が北京で会談し、戦略的連携を強化する方針を確認して以降、北朝鮮側で大橋関連施設の整備が加速した。今年6月には習氏が7年ぶりに訪朝し金氏と会談した。
ロ朝間では今年9月、国境を流れる川を渡る自動車橋が開通していた。
韓国国会議員は当初、情報機関、国家情報院からの報告として中国の李強首相が金氏と会ったと説明したが、その後に追加の報告を受け、実際に会ったのは王氏だったと訂正した。
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