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ハエ求め 都で軽やか 竿しなる 「全日本ハエ釣りイベント」8回目の今年も京都・鴨川で盛り上がる

[ 2026年5月20日 05:30 ]

ハエ釣り教室で優勝を飾った小山さん(中央)
Photo By スポニチ

 8回目を迎えた「ハエ(オイカワ)釣りイベント」が、世界の観光名所として知られる京都・鴨川の四条大橋周辺で3、4の両日に開催された。初日の競技会では、埼玉県から参戦した小林竜明選手が総釣果413匹を記録し完全優勝を果たした。2日目の親子ハエ釣り教室には41人が参加、途中から雨に見舞われたものの参加者全員がハエなどを釣り上げ、会場は大いに盛り上がった。(スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 今年も賀茂川漁協の協力のもと開催された「ハエ釣りイベント」。初日の競技会では、勧進橋から四条大橋までの区間を3ブロックに分け、90分間の競技を3試合実施。全国から集まった名手6人が腕を競った。

 下流域から始まった第1試合。午前10時の水温は19度、水位は10センチ高で濁りはない。1投目からウキが立つと同時に現れる微妙なアタリを捉え入れ食いを演じた。しかし、大型のコイに苦戦したほか、小型魚が多く、アタリもすぐに遠のいた。

 3試合を通じて安定した釣果を上げ、優勝したのは小林竜明選手。5~13センチのハエ413匹を釣り上げた。

 翌日の「親子ハエ釣り教室」は国際色豊かな参加者を迎えて開催。今にも降り出しそうな曇天のため、左岸の釣り場に移動、河川清掃の後、竿の扱い方をレクチャーし、釣り座に立ってもらった。

 参加者は指導者がポイントにマキ餌を投入、マキ餌の上にウキが立つように教わりながら、上流側に仕掛けを投入する。ウキが立つと同時にスーッと水中に沈むアタリが現れたが対応が遅れて底バレで逃してしまった。

 今度は合わせのタイミングを確実にするため、私が手を添えて合わせた。しっかりと針掛かりし、白銀に輝くハエが水面から姿を現すと、皆が大きな歓声を上げて大興奮。観光客も足を止めるほどの大盛況となった。

 1時間ほど実釣を続けると、雨脚が強まってきたため、終了の合図をしたが「もう1匹釣りたい」と粘っていた。それでも、雨脚はさらに強まり、やむなく実釣を終了。参加者は右岸の四条大橋の下に退避した。

 釣果発表では、参加者全員がハエなどを釣り上げ、コイやタナゴ、カワムツのほか特定外来生物のブラックバスやブルーギルも姿を見せた。教室で最多となるハエ9匹を釣り上げたのは小山耀太郎さん(9)=京都市上京区で「教わった通り、3秒待って上げたら釣れた。釣りは楽しいので、これからもいろいろな釣りをしたい」と笑顔で話してくれた。

 そして、魚の特徴やハエのさばき方と調理法について説明、川の大切さを学んでもらった。その後、協賛品を参加者全員に贈呈し、閉会した。

 今回も鴨川で多くの子どもたちと一緒に釣りを楽しんだ。参加者からは「とても有意義で大満足」との声が寄せられ、子供たちの笑顔に、運営者も満足感いっぱい、至福の時を過ごすことができた。

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