神鋼 全勝対決制した!9季ぶりサントリー撃破し首位守る

[ 2014年9月20日 05:30 ]

<ラグビートップリーグ サントリー・神戸製鋼>後半、神戸製鋼・山中が敵陣に攻め込む

ラグビートップリーグ第1ステージ第5節 第1日

(9月19日 秩父宮)
 1試合が行われ、B組の全勝対決は神戸製鋼が29―22でサントリーを下し、単独首位を守った。神戸製鋼は06~07年シーズンから続いていたサントリー戦での連敗を12で止めた。マン・オブ・ザ・マッチには華麗な足技やラインブレークを見せたCTB山中亮平(26)が選ばれた。22日に始まる日本代表合宿に3年半ぶりに招集された大型CTBの活躍で、第2ステージでの上位グループ進出をほぼ確実にした。

 15年W杯の日本代表初戦となる南アフリカ戦までちょうど1年。日本代表に名乗りを上げた男が、神戸製鋼に9季ぶりのサントリー戦勝利をもたらした。10―10の後半12分、山中が体を斜めに傾けて相手ディフェンスを切り裂く。このラインブレークで数的優位をつくり勝ち越しトライにつなげた。「きょうは勝ちたかった。前が空いたら思い切り行こうと」。展開の中では正確無比なキックパスを繰り出し、決定的なシーンも演出した。
 早大4年時に日本代表キャップ1を獲得した。前途洋々のラグビー人生が暗転したのは11年4月の代表候補合宿中。抜き打ちのドーピング検査に口ひげを伸ばすために使用していた育毛剤の成分が陽性を示し、2年間の資格停止処分を受けた。いったんは退部し、昨年5月1日付で再入部。「いろいろとありましたから」と感慨もひとしおだった。
 今春にはニュージーランドで武者修行。活躍が代表のジョーンズ・ヘッドコーチの目に留まり代表復帰の足掛かりをつかんだ。1年後の大舞台へ、苦汁をなめ尽くした男が帰ってくる。 

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