中日・井上監督、秘密兵器は『同郷・同姓』の18歳 育成ルーキー・井上剣也を阪神との練習試合で実戦テスト「いいもの持っとるぞ」
2025年11月7日 23時20分
中日・井上一樹監督(54)の秘密兵器は同郷・同姓の育成ルーキーだった。秋季高知キャンプ(高知市・春野総合運動公園野球場)第2クール2日目となった7日、指揮官は9日に予定している阪神との練習試合(同)の登板予定メンバーに育成2位入団の井上剣也投手(18)を入れたと明かした。最速154キロ右腕。井上監督は同じ育成入団の松山に、その姿を重ねている。
井上監督は第2の松山をはっきりとイメージしていた。対象は無印右腕。育成2位ルーキーで、鹿児島実時代に甲子園出場経験はない。鹿児島商の井上監督とは同姓で同郷。「共通点があるからってわけじゃないけど、剣也、あれはいいもの持っとるぞ」。ニヤついた。
井上剣也。12月に誕生日を迎えるため、まだ18歳。ボールの強さは抜群で、最速154キロ。課題は制球。「あいつと話をして『おまえにはいいお手本がおるやないか』って伝えた。あれから盗めって言った」。
指揮官の眼力で「よう似とる」と映るのこそ松山だ。共通点は勢い満点のスタイル。違いは制球。「ボール先行の場面で松山はストライクゾーンにフォークを投げてカウントを取れる」。井上は今はまだ、真っすぐをゾーン内に投げられるかどうか。体力強化からスタートし、ウエスタン・リーグのデビューは9月に入ってからだった。
それでも、非凡な成長速度は指揮官の興味を引き付けた。秋季教育リーグ「みやざきフェニックスリーグ」ではリードしている場面でも投げた。「2軍からいい報告を受けていた」。フィールディングも、何とか先輩と同じメニューをこなせる。秋季キャンプでの指揮官の見立ては「体力はある。俺と同じ(笑)」。熱い鉄ならたたくしかない。だから、実戦のマウンドへ上げる。
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