「言葉がない」 ブルワーズWS初制覇、MVPのコントレラスは涙 ベネズエラ代表でWBCと合わせ2冠「この選手たちが大好き」
2026年10月29日 13時54分
ブルワーズが球団創設58年目で初めてWSを制覇した。エースのミジオロウスキーが5イニング⅔を2安打無失点、2四死球、2奪三振で今シリーズ2勝目。打線は新人プラットの先制適時打などで小刻みに得点した。シリーズMVPは、攻守で活躍したウィリアム・コントレラス捕手(28)が受賞した。捕手のMVPは2015年サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)以来8人目。
表彰台に集まった選手たちにバンバンと体をたたかれながら、ヒーローがMVPトロフィーの前にやってきた。「言葉がない。この選手たちが大好き。選手に、監督に感謝したい」。試合直後から流していた涙はまだ乾いていなかった。
地区シリーズから好調だった打力は、初めて出場したWSでも遺憾なく発揮された。この日も2―0の6回1死一塁で左翼線へ適時二塁打を放つなど、シリーズ通算打率・381、4打点。シリーズを通じて4度の盗塁阻止、今季初めてメジャーで導入されたABSチャレンジも13回中10回成功と、攻守にわたってチームをけん引した。「ウチの投手陣は、本当に際どいところに投げることができるんだ」とコントレラス。18イニング連続無失点の左腕アシュビーは「彼は『ブルドッグ』だ。不屈の精神を持っていて、死んでもいいと思っているほどだ」とベタ褒めだった。
今回のブルワーズのメンバーで、ベネズエラ代表として優勝した3月のWBCとの二冠は、コントレラス、チョウリオ、センサテーラの3人。AP通信によると、同一年にWBCとWSを制したのは、17年米国代表、アストロズのブレグマンとグレガーソン以来2組目だという。ともにベネズエラ代表だったレッドソックスの兄ウィルソン(16年カブスでWS制覇)と抱き合ったコントレラスは「ベネズエラの選手の(同一年の)二冠は初めて。母国にとって、歴史的な日だ。ベネズエラが大好きだ」と喜びを爆発させた。(写真はAP)
関連キーワード
おすすめ情報




