新潟県知事選で3選を決め、万歳する花角英世氏=31日夜、新潟市 任期満了に伴う新潟県知事選は5月31日投開票の結果、無所属現職花角英世氏(68)=自民支持=が、ともに無所属の新人で、元県議土田竜吾氏(38)と元同県五泉市議安中聡氏(48)を大差で破り、3選を果たした。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働後初の知事選。花角氏は原発事故発生時の避難路整備に力を入れると主張した。土田氏は、花角氏が再稼働を容認した際、県民に信を問わなかったと批判し、県民投票条例の制定を掲げたが、浸透しなかった。
投票率は47・40%で、2022年の前回選を2・24ポイント下回った。
花角氏は「3期目の信任を得られて身の引き締まる思いだ。県政を前に進められるように努めたい」とあいさつ。再稼働容認を巡り、記者団に「反感の声はほとんど聞かなかった。県民の皆さんに良い評価をしていただいた」と語った。選挙戦では2期8年の実績を強調し、人口減少対策や経済活性化に取り組むと訴えた。
自民党から全面的な支援を受け、日本維新の会、国民民主、公明の各党県組織の他、県内首長や経済界も幅広く支持。高い知名度を生かし終始、優位に選挙戦を進めた。
土田氏は立憲民主、社民両党の県連が支持し、共産党県委員会が自主支援したが、出馬表明が3月末と出遅れたことも響いた。安中氏は同原発の廃止を打ち出したが、支持が広がらなかった。