第81期本因坊戦5番勝負の第5局で、一力遼本因坊を破り七大タイトルを初獲得した福岡航太朗新本因坊=1日午後、甲府市 囲碁の第81期本因坊戦5番勝負の第5局は1日、甲府市で打たれ、挑戦者の福岡航太朗七段(20)が200手で一力遼本因坊(29)=名人・王座・天元との四冠=に白番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で本因坊を奪取、七大タイトルを初獲得した。一力前本因坊の4連覇はならず、三冠に後退した。
福岡新本因坊は東京都出身。2019年にプロ入りし、24年には竜星戦優勝を果たした。手厚くじっくり打ち進める棋風で、終盤力に定評がある。日本棋院東京本院所属、洪清泉四段門下。
福岡新本因坊は本因坊獲得により、2日付で八段に昇段。20歳6カ月での獲得は、本因坊戦では最年少記録。
◆一力遼前本因坊の話 「第3局以外は、内容がかなりまずい碁が多かったので結果は仕方ない。判断力の部分だったり、細かい部分だったりでミスが多かった」