米地質調査所(USGS)によると、中米パナマ南部で9日午後0時56分(日本時間10日午前2時56分)、マグニチュード(M)7.7の地震があった。震源地付近で余震とみられるM5~6規模の地震も続いた。中部コクレ県ではホテルや教会が倒壊したとの情報があり、地元当局が被害の確認を急いでいる。
首都パナマ市のトクメン国際空港は利用客を避難させた上で、全ての旅客機の運航を停止し閉鎖した。安全が確認され次第、再開するとしている。ロイター通信によると、太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河は通常通り稼働している。
在パナマ日本大使館によると、邦人の被害情報はない。
USGSによると、震源は中部サンティアゴ南東約60キロで、深さは12.6キロ。太平洋側の沿岸部に近く、米ハワイの太平洋津波警報センターは地震発生直後、メキシコからペルーにかけての周辺国に津波への注意を呼びかけたが解除した。日本の気象庁によると、日本への津波の心配はない。
パナマ周辺では地震が相次いでおり、6月にはベネズエラでM7超の連続大地震が起きたほか、隣国のコロンビアでは8月にM7.4の地震が発生した。(共同)