SVリーグ女子(18日、川崎市・とどろきアリーナほか)女子は6試合を行い、NEC川崎が姫路を3-1で破って今季初勝利を挙げた。
NEC川崎が姫路に、前日の雪辱を果たした。第1セットは奪われたが、第2セットから先発したアウトサイドヒッター佐々木遥子(24)が攻守に躍動。チームに流れを取り戻した。「相手どうこうより、自分のやるべきことをしっかりやってチームに流れを作ろうと思って入った」と佐々木は振り返った。
もともとチームで守備要因に近い立場の佐々木だが、この日は攻撃でも、強打もあれば空いたところを突くロールショットやブロックアウトを狙うなど、豊富なバリエーションを披露。アタック得点11、サービスエース1本の計12得点はチーム3位だが、値千金の活躍を見せた。
「1セット目にベンチで『こうした方がいい』と選手同士で話していて、それが(コートで)実行できた。チームの助けでできた」。佐々木は謙遜しながら話すが、姫路のアビタル・セリンジャー監督は「守備がいいし、スパイクもいろんなバラエティーショットを打てる選手。そこにやられた感がある」と手放しに誉めた。
前日、チームにとっての今季開幕戦で「衝撃的な敗戦」(中谷宏大監督)を喫した。2セットを先取し、第3セットも24点を奪ってマッチポイント。だがそこから逆転負けを喫したのだ。
この日の試合を前に中谷監督は選手たちに「姫路の昨日の粘りは素晴らしかった」と相手を褒めつつ、「(ウチは)あと1点取れば勝ちというところからいろんなものが雑になった。目先の1点を取るためには、いいパスやいいセットがなければだめ。小さなことからコツコツと大事にして、試合終了までやり切ろう」と訴えた。
「昨日の負けから何を学んでどう生かすか。それを実行した選手が素晴らしかった」と中谷監督。第4セットのジュースで相手に先行されても「まずは1点取ることに集中していた」と佐々木。中谷監督は「僕自身もドキドキしたけど、やりきってくれた」とチームの対応力に舌を巻いていた。