広陵のボンズ・真鍋も甲子園にやって来る 県大会自己採点は「30点」…打てなかった分は甲子園で

[ 2023年7月30日 04:30 ]

第105回全国高校野球選手権広島大会決勝   広陵3―2広島商 ( 2023年7月29日    ぶんちゃんしまなみ )

<第105回全国高校野球選手権広島大会決勝 広陵・広島商>優勝を決め喜ぶ広陵ナイン(中央奥は真鍋)(撮影・岸 良祐)
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 目指すは「日本一」。高校通算62本塁打を誇る広陵・真鍋慧(3年)は広島大会を制した試合後、聖地での大暴れを誓った。

 「広島県大会と春の選抜では全然打ててなかったので打ちたい。夢の甲子園なので楽しみたいですし、優勝して(監督の)中井(哲之)先生を胴上げしたい」

 序盤に挙げた3点を守り、広島商を下して5年ぶり24回目の夏の甲子園出場が決定。真鍋は歓喜の輪に加わりつつも、心中は晴れやかではなかった。自己採点は「30点」と厳しい。この日は「3番・一塁」で2打数無安打、2四死球。広島大会6試合で20打数5安打(打率・250)、1本塁打、5打点にとどまり、本来の力を発揮できなかった。甲子園では一発狙いを封印して打点にこだわる。

 「特にホームランという思いはない。チャンスだったら絶対に走者を還して、チームの勝利につなげたい」

 呉港との準決勝前日の25日には、激励に訪れた広陵OBで元阪神監督の金本知憲氏(本紙評論家)から直接指導を受ける機会に恵まれた。「タイミングを早く取って、いつもより2、3メートル(打つポイントを)前に置け、と言っていただいた。こういう発想があるんだなと思った」と真鍋。準決勝では今夏1号を放つなど成果が出た。

 次は、自身初めての夏の甲子園で結果を残すことが先輩へ恩返しとなる。同世代では同じ「高校四天王」の花巻東・佐々木麟太郎、九州国際大付・佐倉に続き、甲子園切符をゲット。四天王全員が聖地にそろえば、昨年の春以来となる。ライバルたちとの顔合わせを前に、「(甲子園には)凄い奴らがいるので負けたくない」と決意を新たにした。(長谷川 凡記)

 《2年生高尾完投》○…2年生エースの高尾響が2失点完投で優勝に貢献した。最速147キロ右腕は自慢の直球を軸にスライダー、チェンジアップなどを織り交ぜ、準決勝までの5試合で62得点の相手打線を手玉に取った。「調子はあまり良くなかったが、低めに集めようと意識していた。失点しても焦らずに、切り替えられた」。広島大会は5試合に登板し、計36イニングでわずか2失点。2四球と制球も安定していた。夏の甲子園に向けては「目標の日本一を目指して、守りから攻撃にいいリズムをつくれるようにやっていきたい」と活躍を誓った。

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