【高校野球】創部100周年の神港学園、復活の夏 9年ぶりに準決勝進出!!

[ 2025年7月25日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権兵庫大会準々決勝   神港学園2―1社 ( 2025年7月24日    明石トーカロ )

<神港学園・社>準決勝進出を決めて喜ぶ神港学園の選手たち(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の地方大会が24日、各地で行われた。兵庫大会では、神港学園が社を2―1で制して2016年以来、9年ぶりの準決勝進出。先発右腕・岩崎皓斗と背番10・小沢寿史也(ともに3年)の両投手が23年夏王者を1点に封じ、03年以来、22年ぶりとなる夏の甲子園出場に前進した。

 神港学園を復活に導くべく、同学年で助け合える投手陣を築いてきた。制球自慢のエース・岩崎が5回までに7与四死球と苦しむ姿に、最速143キロ左腕の小沢は「調子が良くない」と肩を温め始めた。そして、2―1の6回2死三塁で岩崎から「頼んだぞ」と託されてマウンドへ。この勝負どころを二飛に仕留めると、3回1/3無安打に抑える好救援で強豪相手に1点差を死守した。

 「準備はできていた。思い切って投げるしかないと思いました」

 春夏通算8度の甲子園出場を誇るも、10年春の選抜大会を最後に聖地出場から遠ざかる。伝統校が苦戦を強いられる中、中3時に進路に迷っていた小沢はあるうわさを耳にした。「神港学園の新入生に良い選手が集まるらしい」。そして「最近は結果が出ていなくても、自分たちの代で甲子園に行く」と同校に進んだ。

 強烈な競争意識の裏で故障に悩まされてきた。昨夏は岩崎が右肘痛、今春は小沢が左肘痛で未登板に終わった。エースの離脱を間近で見た小沢は、自身の故障期間も無駄にしなかった。「ケガの時、岩崎も自分も頑張れた。その努力が実を結んだのかな」。今回の社は、23年夏の4回戦で敗れた相手だ。2人で力を合わせて先輩の借りも返した。

 創部100周年での甲子園出場を懸けて、報徳学園との準決勝に挑む。「僕は先発も救援もできる。流れを引き寄せたいです」と小沢。「左右二枚看板」で伝統校復活を告げる。 (河合 洋介)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年7月25日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->