阪神 完敗で“ショ盆” 森下翔太、佐藤輝明が克服できなかった“巨人戦後遺症” 大砲2人で「8の1」

[ 2026年8月15日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神1―6広島 ( 2026年8月14日    マツダスタジアム )

4回、空振り三振に倒れる佐藤輝(投手・森下)
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 阪神は14日、広島戦(マツダ)に1―6で敗れ、連勝は4で止まった。期待を背負う森下翔太外野手(26)と佐藤輝明内野手(27)が計8打数1安打。前カードの巨人3連戦では計7本塁打を記録した大砲コンビが沈黙した。「巨人戦後遺症」が露呈。チームも伝統の一戦翌日は3連敗だ。リーグ2位の巨人が勝利したことでゲーム差は再び「2」に縮まった。

 満員御礼となったマツダスタジアムに虎党のため息が何度も響きわたった。前カードの巨人戦で打ちまくった期待の3、4番コンビが計1安打と沈黙。この夜は森下、佐藤輝本来の姿は影を潜めた。

 「まあ、こういう日もあるなという感じです」

 そう敗戦後に言葉を発したのは森下だ。この日、26歳の誕生日を迎えていた。バースデーソングが流れる中で迎えた初回の第1打席は2球目を遊ゴロ。2点劣勢で迎えた続く4回無死一、二塁の好機でも痛恨の打ち損じだ。初球の外角カットボールに反応しながらも遊ゴロ併殺。結果的には4打数無安打に終わった。

 一方の佐藤輝も苦しんだ。安打は勝敗の行方がほぼ決まった5点劣勢の9回に生まれた。無死からの第4打席。2番手左腕・高から放った右中間への二塁打のみに終わった。先発・森下は150キロを超える直球を主体にカットボール、チェンジアップ、カーブを駆使。うまくバットの芯を外された印象は残るが、原因は他にもある。

 「巨人戦後遺症」。前回カードは宿敵との首位攻防戦だった。森下は同3連戦で10打数5安打、佐藤輝は13打数5安打と大活躍。チームは見事に3連勝を飾った。高い集中力で臨んだ“後遺症”がこの夜は露呈。2人はこの日の試合前練習では守備練習だけをともに屋外で行い、打撃はコンディションを優先して室内での調整にとどめていた。

 試合前で通算59打数19安打(5本塁打)、打率・322と先発・森下に好相性を誇っていた佐藤輝も打てなかった。今季、これで伝統の一戦翌日は森下が16打数3安打で打率・188。佐藤輝も13打数3安打、打率・231と精彩を欠く。チームも巨人戦翌日の試合は3連敗だ。

 チームの連勝は4で止まり、巨人が勝利したことでゲーム差は2に縮まった。それでも下を向いている暇はない。背番号8が「また明日ですね、はい。頑張ります」と前を向けば、森下も「切り替えて頑張ります」と言葉に力を込めてバスへ乗り込んだ。残り39試合。猛虎の浮沈を担う「テルモリ」が、この敗戦をバネに猛虎をVへとけん引する。(石崎 祥平)

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