張本勲さん死去 「喝!」でお茶の間の顔に “安打製造機”から“辛口評論家”へ「あっぱれ!」

[ 2026年9月10日 10:30 ]

張本勲さん
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 元プロ野球選手で野球解説者の張本勲(はりもと・いさお)さんが、9日午後に死去したことがわかった。86歳。日本プロ野球名球会の公式サイトで発表した。東映や巨人などで活躍し、プロ野球史上初となる通算3000本安打を達成するなど数多くの大記録を達成した。現役引退後は野球評論家として活躍し、テレビ番組での歯に衣(きぬ)着せぬ発言でも注目を集めた。

 張本さんは1940年6月19日生まれ、広島県出身。浪商(現大体大浪商)から59年東映(現日本ハム)入団。プロ1年目の59年に新人王を獲得。広角に打ち分ける卓越した打撃で「安打製造機」と呼ばれ、プロ野球最多の通算3085安打を放った。首位打者を7度獲得。最多安打3度、最高出塁率9度、ベストナイン16度を記録した。首位打者7度は現在もプロ野球記録。90年に野球殿堂入りを果たした。

 近年は、TBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナー「週刊御意見番」で“辛口評論家”として手腕を発揮。独特の語り口で「喝!」を入れる姿や「あっぱれ!」のフレーズがお茶の間で親しまれ、野球ファン以外にもその名を知られる存在となった。

 プロ野球の第一人者として、選手のプレーや球界の出来事に対して率直な言葉を投げかけ、ときに厳しい指摘をするスタイルを確立。「喝!」の一言は、張本さんを象徴する言葉として広く知られるようになった。

 現役時代は「安打製造機」として打席で存在感を示し、引退後は評論家としてテレビの画面から球界に言葉を届けた張本さん。プロ野球史に残る数字だけでなく、独特の存在感でもファンの記憶に残る人物となった。

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