張本勲さん死去 スポーツ界から悲しみの声 同じ広島出身の青学・原晋監督「喝!アッパレ!を頂き…」

[ 2026年9月10日 11:26 ]

青学大・原監督

 元プロ野球選手で野球解説者の張本勲(はりもと・いさお)さんが、9日午後に死去したことがわかった。86歳。2022年に亡くなったアントニオ猪木さんの公式や、箱根駅伝3連覇を達成した青学大の原晋監督(59)ら、スポーツ界から追悼の声が上がっている。

 「力道山」という共通の師を持つ深い縁があったアントニオ猪木さん。公式Xは「張本勲様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。生前、張本様とアントニオ猪木とは、力道山先生とのご縁通じ大変親しくさせていただいておりました。改めまして、感謝申し上げます。 猪木元気工場」とした。

 原監督は、同じ広島出身として「広島県出身の英雄がお亡くなりに…」と吐露し「喝!アッパレ!頂き指導にも元気を頂きました。ご冥福をお祈りします」と追悼した。

 元ロッテ捕手の里崎智也氏は「先日サントリードリームマッチでお会いした時には、元気で、お話もしたばかりだったのに、急でびっくりしています」と驚きを吐露。「ロッテのユニフォームにも袖を通した大先輩でもありますし、野球界に残した功績は計り知れない。今の野球界があるのも多くの大先輩が気づいてきた道があるからこれからの道も続く。わたし自身もその志を引き継いで未来にパトンをつなげる一員として今を生きよう。ご冥福をお祈りいたします」と球界発展への思いを込めた。

 張本さんは1940年6月19日生まれ、広島県出身。浪商(現大体大浪商)から59年東映(現日本ハム)入団。プロ1年目の59年に新人王を獲得。広角に打ち分ける卓越した打撃で「安打製造機」と呼ばれ、プロ野球最多の通算3085安打を放った。首位打者を7度獲得。最多安打3度、最高出塁率9度、ベストナイン16度を記録した。首位打者7度は現在もプロ野球記録。90年に野球殿堂入りを果たした。

 近年は、TBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナー「週刊御意見番」で“辛口評論家”として手腕を発揮。独特の語り口で「喝!」を入れる姿や「あっぱれ!」のフレーズがお茶の間で親しまれ、野球ファン以外にもその名を知られる存在となった。

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