東芝・外丸東眞 日本選手権での全国デビューに向け「何とかパフォーマンスを上げていきたい」

[ 2026年10月29日 09:00 ]

東芝・外丸
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 全国デビューへ向けて、期待の大型新人が状態を上げてきた。10月31日に第51回社会人野球日本選手権大会が開幕。2大会ぶり33度目の出場を決めた東芝は、外丸東眞投手(23)らの新戦力にも期待がかかる。

 「チームの勝利に貢献できるピッチングをしたい。まだ入社してからの登板は少ないですが、選手権でのデビューを目指してきた。何とかパフォーマンスを上げていきたい」
 
 慶大では通算20勝をマークした最速149キロ右腕。スライダー、カーブ、ツーシームなどの変化球も含め、抜群の制球力が最大の長所だ。「構えたところに150キロの強さで投げられることを目指している」。球速だけにフォーカスしないコメントからは、自身のあるべき姿を理解していることが伝わってくる。

 ただ、ここまでの道のりは順風満帆ではなかった。大学最終年だった昨季が不調に終わったため、入社後は実戦から離れて体幹強化や投球フォームの細部を微調整。腹筋を数十種類のメニューで鍛え上げるとともに、フォームを細分化してパーツごとに修正すべき点を洗い出した。

 試行錯誤を繰り返す日々が続く中、最高の手本となったのが今季から古巣に復帰した元西武、ヤクルトの宮川哲だった。NPBで6シーズンを過ごした右腕は、トレーニングの知識も豊富。練習量もチーム随一で、徐々に一緒に練習する時間も増えていった。「哲さんの優しさのおかげで打ち解けていく中で、いろんな話をさせていただけるようになりました。ストイックという表現が正しいかどうか分かりませんが、鉄人というか。上の世界に行くためには、これぐらいやらなければいけないのかと」。2年後のプロ入りを目指す外丸にとって、宮川の姿は何から何まで学びとなっている。

 9月のJABA秋季神奈川県企業大会・三菱重工East戦で公式戦初登板。序盤の3イニング打者9人をパーフェクトに封じた一方で、打線が2巡目に入った4回は四球と長短打で2点を失った。収穫と課題が入り交じった4回2失点。来たるべき本大会へ向け、ラストスパートする構えだ。

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