×

尚弥超え65秒奪取の石井武志の次戦は指名試合 目標は武居由樹とのダブル王者

[ 2026年9月3日 18:56 ]

<ダブル世界戦一夜明け会見>世界戦から一夜明け、記者会見に臨んだ石井(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 日本選手の世界戦最短記録となる65秒で王座を奪取したWBA世界ミニマム級王者・石井武志(26=大橋)が9月3日、横浜市内で一夜明け会見を行った。

 ジムの先輩、井上尚弥の70秒を抜く、衝撃的なKO劇を「朝、ベルトを見てチャンピオンになったんだなと思った」と実感した。左ボディーが相手の急所のレバーをえぐり、ダウンした際は「カウント8までいって、もう立ってくるなと思った」と振り返った。

 前夜は、試合後に地元・福岡から駆けつけた家族、知人らの祝勝会に合流した。偶然、同じ店に井上尚弥と、キック時代から慕う元世界王者・武居由樹(大橋)がいたという。2人からも祝福され「うれしくて、夢のような時間だった」と話したが「みんな、尚弥さんと会えたことを喜んでいた」と笑った。

 1、2位の王座決定戦でのベルト獲得のため、次戦は指名試合。ダメージもないだけに、大橋会長は「できたら年内に」と話す。相手は、現在3位のビクトリオ・サルダル(フィリピン)が有力だ。その後は、石井が「ミニマム級で自分より強いと言われている人とやって勝つのが、世界一だと思う」と話しており、統一戦に向かう意向だ。

 ただ、その過程で達成したい目標が、石井にはある。キック時代にお世話になり、ボクシング転向への道を開いてくれた武居と「一緒にベルトを持って、リングで写真を撮りたい」と明かす。

 アマチュアボクシングの経験がない石井は、転向後に武居の存在を支えにしてきた。その武居はWBO世界バンタム級王座を手放し、現在は王座復帰を目指している。武居とのダブル世界戦で、ともに勝つ。新しい目標を見つけた石井が、新しいステージに踏み出す。

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2026年9月3日のニュース

広告なしで読む
タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->