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井上尚弥 次戦は「来年3月」 有力候補バムに“条件提示”1戦挟むならフェザー転級へ

[ 2026年10月23日 05:00 ]

<井上尚弥イベント>イベント会場を訪れた井上(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が22日、東京都港区のワールド北青山ビルで開幕した特別展示会「井上尚弥THE DAY展(27日まで開催)」のイベントに参加した。次戦は「来年3月」とし、WBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(26=米国)との対戦が無理ならフェザー級に上げると明言。標的は「誰でもいい」と5階級制覇に意欲を見せた。

 ファンの前でのイベントで、尚弥は「次は来年3月」とはっきりと話した。場所は東京ドームが有力で「(相手が)どうなっても、いい準備をしている」と報告した。

 気になる対戦相手について「最終決断はまだ」と言いつつ、「そろそろかな」と話した。WBA世界バンタム級スーパー王者バムとの対戦が有力視されるが、バムが12月にWBO王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との統一戦を計画していることを警戒。「12月にやって来年3月は現実的ではない。やるなら(12月を挟まず)ダイレクト」とバム戦実現に条件をつけた。実現しなければ、フェザー級で5階級制覇を目指すことになる。1階級上の肉体改造へ「そろそろ動き出したい」意向もあり、長く待つ気はないようだ。

 さらに、フェザー級での対戦相手についても言及した。「(王者の)タイミング次第」だが「誰というこだわりはない。フェザー級の王者はみんな、(自分と)やりたいんじゃないかな。ファイトマネーは高いだろうし」と笑顔で話した。

 フェザー級の現状はWBAが空位のため、WBC王者ブルース・キャリントン(米国)、IBF王者アンジェロ・レオ(米国)、WBO王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)がターゲットになる。キャリントン、エスピノサは、ともに高いKO率を誇る無敗の王者だ。

 来年3月の試合は、5月の中谷潤人(M・T)との「THE DAY」から約10カ月ぶり。「ここまで空くと難しいけど、リラックスしながらベースは落とさずに」。焦らずに準備を進めていくつもりだ。 

 ▽フェザー級の現状 現在、統一王者はいない。今年1月に王座を獲得したWBC王者のキャリントンは18戦18勝10KO、防衛1回の無敗の王者だ。IBF王者レオは24年8月にスーパーバンタム級に続いて2階級制覇。昨年5月には亀田和毅に判定勝ちして初防衛した。通算27戦26勝12KO1敗。WBO王者のエスピノサは1メートル85の長身で、28戦28勝24KOの抜群のKO率を誇る。今月31日には同級1位のロレンソ・パーラ(ベネズエラ)と5度目の防衛戦を控えている。WBAは王者ブランドン・フィゲロア(米国)が今月18日に予定していた亀田和毅との防衛戦で計量失格となり、王座剥奪。現在は空位となっている。

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