渡辺美里 語り草の“1989西武球場”を回顧「あの場所が、このコンサートを伝説にしてくれた」

[ 2026年7月14日 23:01 ]

渡辺美里
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 歌手の渡辺美里(60)が、13日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、語り草になっているコンサートの思い出を語った。

 85年に「I’m free」でメジャーデビュー。86年に「My Revolution」が大ヒットし、その後も「悲しいね」「恋したっていいじゃない」「センチメンタル カンガルー」など数々のヒットを飛ばした。圧倒的な歌唱力は健在で、現在は40周年ツアーの真っ最中。番組では、交流があるというお笑いタレント・ビビる大木とトークした。

 渡辺といえば、代名詞だったのが西武球場(現ベルーナドーム)での野外コンサート。デビュー翌年の86年から05年まで20年連続で開催し、今年21年ぶりに行う。

 大木は「今でも伝説、89年ですか。西武球場ライブ。悪天候の中、雷も鳴るっていうね」と回顧。「当然、ご本人としては、“うわあ、もう雨、やんでくれないとコンサートが…”って心境ですよね?」と問いかけた。

 同年は2日間開催だったといい、渡辺は「1日目は何事もなくというか、いい感じでライブをやって」と続いた。ところが、2日目は悪天候に見舞われた。「2日目、ゲリラ雷雨とか、(ゲリラ)豪雨とかいう言葉がない時ですよ」といい、「屋根もなかったから。もの凄く降って、雷と稲光で。今だったら、もっと前に“やめろ”と言われていたと思う」と話した。

 衣装替えのタイミングでバックヤードに下がると、慌ただしい様子だったという。

 「着替えではけた時に、バックヤードが、消防とか、警察とか、スタッフとかがやんややんやの感じになって。“今すぐやめて下さい”って。それで出て行って、“『パイナップル ロマンス』だけ歌わせてくれ”って言って、歌って」

 その後、スタッフがファンにコンサート中止を報告したという。しかし、ファンの気持ちは収まる気配はない。渡辺は「みんなが収まらないって感じだったので、『My Revolution』のアカペラを歌って」と説明した。

 危険な状態ではあったが、悪天候もコンサートの演出のようになった瞬間があったという。「その前に、『すき』って曲を歌ったら、間奏の“チャララララララ~ン”、“ビカ~!ゴロゴロゴロ!!”、“夕焼けの…”。セットの照明のきめごとみたいな稲光だった」。あらためて渡辺は「あの場所が、このコンサートを伝説にしてくれましたよね。そして青春にしてくれましたよね」と、しみじみ語っていた。

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