王座戦第1局始まる 4年ぶりタイトル戦の広瀬九段が工夫 伊藤王座は横歩を取り69分長考も―

[ 2026年9月2日 12:35 ]

王座戦第1局に臨む伊藤匠王座(左)と広瀬章人九段(日本将棋連盟提供)
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 伊藤匠王座(23)に広瀬章人九段(39)が挑む第74期王座戦第1局が2日午前9時、神奈川県秦野市の鶴巻温泉「元湯陣屋」で始まった。振り駒の結果、先手は広瀬になり戦型は相掛かりへ進んだ。

 20手目までは先月指された、藤井聡太王位(24)=王将など6冠=に伊藤が挑む王位戦第4局と同じ進行。伊藤は当時先手を持ち、結果は勝った。

 伊藤は今回敗れた後手を持って進め、勝った側の先手・広瀬から21手目に手を変えた。前例の角を6筋へ出ず、飛先の歩の交換を急いだ。

 広瀬が2022年度竜王戦以来4年ぶりのタイトル戦の開幕局で研究成果を披露し、リードを奪いに行った。勝った側の将棋に加えたい工夫が見つかったと言うことだろうか。横歩を取って相手の研究手順へ飛び込んだ伊藤は右桂を跳ね、高飛車に構えた広瀬飛車の活用に制約を与えた。昼食休憩前、角道を開ける32手目には69分考えた。

 午後0時10分、昼食休憩に入った。持ち時間5時間から広瀬は41分、伊藤は2時間28分消費した。昼食に両者ビーフカレーを注文した。

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