「ブラッサム」歌手・藤原さくら 初朝ドラに喜び「ドキッとする役」宇野千代さん「色ざんげ」題材事件は?

[ 2026年10月22日 08:15 ]

連続テレビ小説「ブラッサム」で朝ドラ初出演が決定した藤原さくら。画家・夏井銀児(錦戸亮)の元恋人・澄子役を演じる(C)NHK
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 女優の石橋静河(32)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の新キャスト6人が22日、発表され、元「乃木坂46」1期生・伊藤万理華(30)俳優の前原滉(33)女優のsara(26)俳優の岩男海史(34)女優の谷村美月(36)シンガー・ソングライターで女優の藤原さくら(30)の出演が明らかになった。6人は、主人公・葉野珠と作家・西尾一路(染谷将太)画家・夏井銀児(錦戸亮)の人生や創作に深く関わる人々を演じる。藤原は朝ドラ初出演となり、銀児の元恋人・澄子役に挑む。

 櫻井剛氏と小松與志子氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算115作目。明治・大正・昭和・平成を駆け抜けた作家・宇野千代さんをモデルに、主人公・葉野珠が困難にのみ込まれながらも“花開く”姿を描く。

 西尾一路役は宇野さんが1926年(大正15年)に3回目の結婚をした作家・尾崎士郎氏、夏井銀児役は宇野さんが約4年間同棲した画家・東郷青児氏がモデル。宇野さんが尾崎氏と知り合い、東京・馬込村(大田区)に移り住んだ1923年(大正12年)から、東郷氏と暮らし始める1930年(昭和5年)までの「馬込文士村時代」を描く際の登場人物を演じるのが、今回決定した追加キャスト6人になる。

 制作統括の村山峻平チーフ・プロデューサーは「馬込文士村時代の珠は様々な個性と交差し、相まみえることで作家として駆け上がり、やがて“代表作”の執筆へとつなげていきます」と説明した。

 藤原は10歳からギターを始め、2015年に1stミニアルバムをリリースしてメジャーデビュー。歌手の福山雅治が主演を務めた16年4月期のフジテレビ“月9”「ラヴソング」の相手役で女優デビュー。主題歌「Soup」も担当し、一躍時の人となった。

 今年2月には、初の日本武道館公演を成功。女優としてもキャリアを重ね、ついに朝ドラデビューを手にした。

 藤原が演じる澄子は、かつて銀児との関係で世間を賑わせた人物。「初めての朝ドラ、素敵な出演者の皆さんの中に加わることができて、とてもうれしいです!澄子は、かなりドキッとする役どころ。撮影時の演出も面白かったので、是非楽しみにしていただきたいです。今回、宇野千代さんの『色ざんげ』(1935年・昭和10年刊行の小説、東郷氏をモデルにした主人公が愛人との心中未遂事件を語る内容)を読み、澄子という女性に向き合う中で、彼女の持つ強さと儚さ、そして絶望に圧倒されました。登場は少し先になりますが、どうぞよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 東郷氏は1920年(大正9年)、永野明代(はるよ)さんと結婚。1933年(昭和8年)の離婚成立までに、愛人と心中(情死)未遂事件を起こし、事件を取材した宇野さんと知り合い、約4年間の同棲。宇野さんは1935年(昭和10年)、東郷氏をモデルにした小説「色ざんげ」を刊行した。

 この時期の史実が今回どのようなドラマになるのか、注目される。

 伊藤は気難しい作家の妻・萩宮絹子役、前原はノーベル文学賞作家・川端康成氏をモチーフにしたとみられる作家・川岸康成役、saraはその妻・川岸静代役、岩男は馬込村の住民・田島風太郎役、谷村は銀児の妻・早苗役を演じる。

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