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湘南に新たな“チームメイト”難病と闘う12歳が加入「みんなを笑顔にできるように」

[ 2026年4月5日 12:11 ]

難病児童支援「チームメイツ事業」で湘南に入団した糸岡栄護くん(右)と雲出哲也社長
Photo By スポニチ

 J2湘南ベルマーレに4日、難病「軟骨無形成症」と向き合う中学1年の糸岡栄護くん(12)が加入した。長期療養中の児童をチームの一員として迎える「TEAMMATES(チームメイツ)事業」によるもので、同クラブ7人目の入団となる。活動期間は27年7月まで。栄護くんは「試合中でも練習中でもみんなが笑顔になる、そんなチームメイトになっていきたい」と抱負を語った。

 栄護くんは難病「軟骨無形成症」を抱え、小学校生活ではサッカーやバスケットボールのチームに加入希望もかなわず、辛い経験をしてきた。そんな中で2年ほど前、認定NPO法人「Being ALIVE Japan」が運営するイベントで、湘南元選手でクラブ職員として同事業を担当していた島村毅さんと出会った。島村さんにサッカーを教わったことでベルマーレの魅力を知り、今回の入団につながった。

 期間中は練習参加や試合運営のサポートを通じて、チームの一員としての役割を担う。前年度の卒団生、玉木結人くんは「優しくて面白い人たちといろんなことをします。全部楽しいです。お弁当がおいしいです。たくさん楽しい思い出を作ってください」と自身の経験をもとにエール。湘南の雲出哲也社長は「今はJ1復帰を目指すことが使命ですが、それと同じくらい、スポーツを通じて地域に勇気やワクワクを届けることがクラブの価値。選手たちも栄護くんの入団を心待ちにしている」と歓迎した。

 栄護くんは同日のホーム栃木SC戦前にスタンドにあいさつし、選手入場では先導役を務めた。チームは接戦の末、PK戦を制して華を添えた。「自分ができることを探して挑戦したい。そして僕と同じ軟骨無形成症の子供たちをスタジアムに招待して、一緒にサッカーをしたり応援したい」と栄護くん。同席した父は感謝を述べ「息子を温かく応援いただけたらありがたい」と願っていた。

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