×

セレッソ大阪 サクラ咲ケ

C大阪 FWラファエル・ハットンがゴール量産態勢「もっと成長する余地はある」

[ 2025年4月12日 07:00 ]

C大阪のラファエル・ハットン
Photo By スポニチ

 C大阪は20日にFC東京をヨドコウ桜スタジアムで迎え撃つ。開幕戦の大阪ダービーで快勝した後はしばし“休眠”が続いたが、桜の開花とともにチーム状態も上がってきた。2日の岡山戦に2―1で競り勝って今季2勝目を挙げたのは、FWラファエル・ハットン(29)の活躍があってこそ。チームにフィットしてきたストライカーがゴール量産態勢に入った。

 パパス監督が掲げる超攻撃サッカーにFWハットンがフィットしてきた。今季リーグ戦9試合に出場し3得点。3月28日の浦和戦は前半2分にFWチアゴ・アンドラーデの左クロスをGKの手前で合わせる先制弾。今月2日の岡山戦も前半3分にロングパスを出そうとした相手MFに猛然とチャージして体にボールを当てると、アンドラーデが先制ゴールまで持っていった。

 さらに岡山戦の前半アディショナルタイムにはFWルーカス・フェルナンデスとアイコンタクトしてFKを受けて決勝ゴールを決めた。フェルナンデスは「あの瞬間にパッとひらめいたプレー。相手のポジションを見てPKマークのあたりにスペースがあるなと。目で合図して、ハットンも理解してくれた」と振り返る。ハットンは「ブラジル人同士だから言葉が伝わる。考え方が似ているので連係を取りやすい」と桜の3トップを形成するブラジル人トリオのつながりの深さを語った。

 2015年に加入した新潟では出場機会を得られなかった。ウクライナ、スロバキア、フランスと欧州を転戦して得た経験が今を支えている。FW中島は開幕当初のハットンのプレーを「攻撃の起点になっていたし、守備もスイッチを入れている。目立った動きをしていないから、結果だけを見る人は何も評価しないだろうけど、点を取らなくてもチームに貢献しているって意味で見てる人からしたら凄くいいプレーヤー」と高く評価する。

 個人の結果よりもチームの勝利。ハットンも「他の選手の特徴や考え方も日々のトレーニングから理解してきた。ただ、まだ3カ月しかたっていないのでもっともっと成長する余地はある」とうなずく。「短い期間でこれだけのパフォーマンスが出せているので、全体的にはポジティブな感覚です。監督の考え方もはっきりしているので、やり続けていけばいくほど良くなっていくと思う」。ホームのFC東京戦ではさらなる超攻撃の進化形をサポーターに示すつもりだ。

 ◇ラファエル・ハットン 1995年11月30日生まれ、ブラジル・パラナ州出身の29歳。ブラジルのポンチ・プレッタでプロ生活を始める。ブラジルのクラブを渡り歩いて2015年に新潟入りしたが、公式戦1試合の出場にとどまった。19年はスロバキアのスロヴァン・ブラチスラヴァに加入し30得点。22年はフランス2部トゥールーズで優勝し、1部昇格に貢献。1メートル77、82キロ。

 ○…超攻撃サッカーにも課題はある。ルヴァン杯を含めて6日の広島戦までの公式戦10試合で失点が続いていることだ。主将のMF田中は守備的MFとして攻守に働くが、リードを守り切れない守備に問題点を感じていた。2日の岡山戦の最終盤には田中がDFラインに入って試合を締めた。「5バックにしたが、練習ではやっていない形。(1―1で引き分けた)浦和戦(3月28日)の後に5バックはどうかとボス(パパス監督)に伝えた。ボスが判断してくれた」と逃げ切りの新しいオプションが増えたことに手応えを感じていた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

バックナンバー

もっと見る
広告なしで読む
タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->