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セレッソ大阪 サクラ咲ケ

C大阪 MF吉野恭平 もうひと皮むけるため「ラストパスを出せる選手に」

[ 2025年9月17日 07:00 ]

C大阪・吉野恭平
Photo By スポニチ

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回はMF吉野恭平(30)が登場。東京Vユース時代にU―16日本代表に選出されると、U―21日本代表まで各世代で日の丸を背負った。韓国の大邱FCから6月にC大阪に新加入。守備的MFとセンターバックをこなす吉野が攻撃サッカーを貫くC大阪で新たなスパイスになっている。

 セレッソサポーターのみなさん、吉野恭平です。6月4日に加入してすぐに8日のルヴァン杯・横浜FC戦(ニッパツ)で先発して、7月16日の天皇杯・徳島戦(鳴門)ではルーカス(フェルナンデス)のゴールをアシストできました。

 僕は守備が得意なボランチなので、最初はバランスを考えて後ろに残らなきゃという葛藤もありました。けれど、僕がスルスルって上がっていけば、意外とチャンスをつくれるってことが試合を通して実感できました。そんなチャンスで仕留められる、ラストパスを出せる選手になれば、もうひと皮むけるかなと。攻撃的なセレッソのサッカーは楽しいですし、毎日が充実しています。

 僕が先発したホームの神戸戦(8月23日)、広島戦(同31日)は引き分けでしたが、13日のアウェー福岡戦(ベススタ)では逆転勝ちできました。特に香川真司選手は負けず嫌いなので、勝利を分かち合えて良かったです。まだ僕はチームメートの香川真司ではなく、偉大なレジェンド選手の香川真司って見ちゃうんですけど、その真司さんがピッチの中で攻守に体を張って走って、すべてをやってくれる。真司さんがやっているのに、僕たちがやらないわけにはいかない。背中で見せてくれる大きな存在です。

 韓国の大邱FCでは、合宿の同部屋の選手に先生になってもらって韓国語を学びました。練習後に毎日1時間教えてもらっていました。韓国語は読むのは割と簡単なんです。あと半年いたら、ペラペラになっていたかなあ。ジンさん(金鎮鉉、キム・ジンヒョン)はもう関西人ですから、先生になってくれないかな(笑い)。

 奥さんの出産を機に日本復帰を決めました。彼女はプロゴルファーで同じアスリートですが、試合に負けて帰ってくると優しい言葉をかけてくれます。けど、頑張ってなかったところを見られると「そんなんでいいの!」と厳しく言われます。アスリートに尻を叩かれて、人として強くなっています。

 サポータのみなさんに勝利を届けられるよう頑張ります。毎試合、自分のプレーを応援してもらえたらうれしいです。

 ◇吉野 恭平(よしの・きょうへい)1994年(平6)11月8日生まれ、仙台市出身の30歳。小1でサッカーを始める。高校から東京Vユースに加わり、13年にトップチーム昇格。以降は広島、京都、仙台、横浜FCを経て昨年は韓国の大邱FCで主力として活躍。今年6月にC大阪へ完全移籍。1メートル82、75キロ。利き足は右。妻は女子プロゴルファーの松森彩夏。

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