復活Vの高橋 体力に課題 勝手が違った長いフリー

[ 2009年10月11日 16:18 ]

 トップに立った前日のSPはほぼ完ぺきだったが、4分半と演技時間が長いフリーは勝手が違った。SPの“貯金”で逃げ切り、右ひざの大けがからの復帰戦を飾ったが「内容には満足していない」。2位にとどまったフリーの演技を終えると、高橋はリンクの中央で苦笑いを浮かべた。

 この日の公式練習で負傷後初めて成功させた4回転ジャンプを冒頭に予定していたが、タイミングが合わず3回転に。中盤のステップでは観客席から手拍子がわき起こって盛り上がったが、「脚を使って疲れた。体力不足が現れた」。直後の3回転ジャンプは回転が不足し、終盤のスピンもぐらつくなど得点を取りこぼした。
 足に合う新しいスケート靴がなかなか見つからず、9月に十分に滑り込めなかった。自己採点は「フリーは3回くらいしか(全体を)通して練習できなかった。練習の量からするとSPとフリーで80~90点の出来だけど、求める演技からすると10点」と厳しかった。
 ただ、「久しぶりに緊張感も味わえたし、練習での4回転の成功は自信になった。課題も見つかって意欲もわいてきた」と気持ちを新たにした様子。健在をアピールした23歳は金メダルに挑む五輪に向け、完全復活を誓った。(共同)

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