山崎武司さん中日打撃コーチ決定的、愛工大名電先輩の工藤新監督支える 故・野村克也さんのもと才能開花、竜長距離砲への『カツ』期待
2026年10月17日 05時00分
来季、中日の1軍打撃コーチに山崎武司さん(57)が就任することが16日、決定的になった。愛知・名古屋電気高(現・愛工大名電高)出身の工藤公康新監督(63)にとっては母校で5学年下の後輩。中日でプロとしてのキャリアをスタートさせ、故野村克也さんが指揮を執った楽天時代に才能を開花させた通算403発のスラッガーが打撃の極意を竜戦士に惜しみなく注ぐ。
山崎さんが再び竜のユニホームに袖を通す。2013年限りで27年間の現役生活に別れを告げてから、干支(えと)は2回り目に入り、11月で58歳。確かな打撃理論を持っている”球界のジャイアン”が長い時をへて、低迷する竜に活を入れるためにやってくる。
待ちに待ったユニホームだ。高木守道監督がチームを率いた2012年に楽天から竜へ戻ってきて、翌年に現役を引退。その後の指揮官のもとではコーチ就任の機会がなかったが、外部招聘(しょうへい)となった工藤政権の誕生が大きなタイミングとなった。愛工大名電高の先輩を支えながら若手コーチとの間に入って、首脳陣を一つにまとめる役割も担う。
リーグ4位タイの25本塁打を放った細川には30発と2割3分9厘だった得点圏打率の改善が求められる。長距離砲・石川昂については、自己最多の13本塁打を更新するため、打球の飛距離を伸ばすことが使命となる。夏場以降に能力を発揮できなかった鵜飼が配球を知れば、相手バッテリーの脅威になる。
いつでも全力で生きてきた。若き日は愛知県知多市の知人宅を訪れた際に近くの民家の火事に遭遇。火の中に飛び込み、逃げ遅れた乳幼児らを救出して、セ・リーグ会長から特別表彰を受けた。オリックス時代は首脳陣と意見が食い違って、ユニホームを脱ぎ捨てたこともあった。一方、大きな体でミニカーを収集するという趣味を持つ。
名古屋を愛し、名古屋に愛された山崎さん。チームにどんな影響を与えるのか。化学反応が今から楽しみだ。
関連キーワード
おすすめ情報


